研究分担者 |
SONG Tao 北京大学, 助手
LU Da-Hai 北京大学, 教官
ZHOU Zhi-Nin 北京大学, 教官
YANG Li-Ming 北京大学, 教授
吉永 尚孝 東京大学, 大型計算機センター, 助手 (00192427)
吉田 宣章 東京大学, 理学部, 助手 (80182773)
佐川 弘幸 東京大学, 理学部, 助手 (50178589)
大塚 孝治 東京大学, 理学部, 助教授 (20201379)
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研究概要 |
原子核の集団運動の統一的,包括的記述を目的として,相互作用するボゾン模型に基づいた惑いは,それを拡張した理論的研究を行う. 具体的には,微視的核構造とこの模型の関係,八重極集団運動への拡張などの研究を日中の研究者の協力・交流にもとづき,遂行するのが目的である. 今年度がこの研究計画にとっては,初年度であるので,東京大学での研究の中心メンバー4名が,北京大学を訪れ,これまでのこちら側の研究成果・問題点について詳しく説明した. 同時に,北京大学側でのこれまでの研究成果等について説明を受けた. 北京大学側のLu Da Haiの研究が,東京大学で行なわれている微視的導出に関する研究と深く関連している事が確かめられ,可能ならば次年度に招へいして共同研究を進める事になった. Yang LiーMingとSong Taoの行っている軽い核への応用の研究も共同研究のテーマに適している事が分ったので,今年度に招へいした. 角運動量が,奇数のボゾンがどのように重要であるか,そしてそれらをどのようにとり込んでいくか現在研究中である.
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