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1987 年度 研究成果報告書概要

宇宙空間での高分子材料中の帯電現象地上模擬実験とその解析

研究課題

研究課題/領域番号 62045036
研究種目

国際学術研究

配分区分補助金
応募区分大学協力
研究機関武蔵工業大学

研究代表者

高田 達雄  武蔵工業大学, 工学部, 教授

研究分担者 チャザン クック  マサチューセッツ工科大学, 講師
マルカス ザーン  マサチューセッツ工科大学, 教授
唐沢 繁  武蔵工業大学, 工学部, 講師 (90061514)
研究期間 (年度) 1987 – 1989
研究概要

宇宙衛星の帯体現象の地上実験として, 高エネルギー電子ビームを高分子材料に照射したときの蓄積電荷分布の経時変化を測定して, その蓄積及び放電のメカニズムを解析する. 今年度は, 武蔵工業大学で開発して来た, 電荷分布測定装置を運び, マツチューセッツ工科大学高電圧研究室の実験システムとの結合, 調査をして, テスト実験を行う.
[1]電荷分布測定装置の改良とデータ処理プログラムの開発
パルス静電気応力を用いた誘電休中空間荷分布測定装置の開発とそのデータ処理プログラム開発は, 一応完成した. これをMITの高エネルギー電子ビーム加速器の実験システムと結合する.
[2]研究成果中間発表会
10月15日にMIT高電圧研究所ミーティングルームに於て, 研究成果中間発表会を催した. 武蔵工業大学側からは, パルス静電気応力を使った, 電荷分布測定装置の現段階での性能と電荷分布測定結果の紹介. MIT側からは, 電気・光力ー効果を使った電荷分布の測定結果の紹介が, 夫々あった. 更に今回の実験の打ち合わせを行った. 又, 10月18・19日には, ワシントンDCで開かれた誘電休現象会議において, 我々両者の研究成果の発表を行い, NASA等宇宙衛星帯電象の研究者達とも討論を重ねた.
[3]実験装置・システムの結合と試験データの収録
電子ビームを誘電体に照射して, 電荷の蓄積, 放電のデータをフロッピーディスクに収録した. 但し, IBMとNECコンピュータの違いによる, システムプログラムの違いの勉強に手間取った. 今後は, この問題を解決して, 順調にデータ収録できるようにする.

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] J.AppL.Phys.VOL.54,NO.9. 4749-4761 (1983)

  • [文献書誌] IEEE Trans.Electrical Inslation. VOL.EIー21,NO.6. 873-879 (1983)

  • [文献書誌] IEEE 1985 ICSD. (1985)

  • [文献書誌] IEEE 1986 Annual Report CEIDP. (1986)

  • [文献書誌] 電気学会論文誌. VOL.Aー106,NO.3. 118-124 (1986)

  • [文献書誌] IEEE 1987 Annual Report CEIDP. 497-501 (1987)

  • [文献書誌] IEEE Trans.Electrical Inslation. VOL.EIー22,NO.4. 503-508 (1987)

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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