研究課題/領域番号 |
62301013
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
金子 隆芳 筑波大学, 心理学系, 教授 (40015417)
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研究分担者 |
藤澤 清 福井大学, 教育学部, 教授 (50020087)
岩崎 庸男 筑波大学, 心理学系, 教授 (70092509)
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キーワード | 誘発電位 / 事象関連電位 / ニュ-ロン活動 / キンドリング / 薬物弁別学習 / サ-カディアンリズム / 睡眠 / 脳波 |
研究概要 |
本研究は、知覚、学習および意識といった心理現象を精神生理学的・神経心理学的手法を用いることによって、総合的に解析することを目的としたものである。具体的には、次の3つの分担課題を設けて研究を行った。分担課題(1)は、「視覚体制に関する生理心理学的アプロ-チ」、分担課題(2)は、「学習に関する生理心理学的アプロ-チ」、また分担課題(3)は、「意識水準と情報処理能力に関する生理心理学的アプロ-チ」である。 各課題分担者は、それぞれ以下の研究成果を得たので、これをまとめて研究報告書を作成した。 1.光刺激のオン・オフに対する視覚誘発電位の興奮・抑制過程モデル(吉田茂・金子隆芳) 2.ヒトの選択的情報処理過程における注意関連性事象関連電位(三橋美典・中村圭佐・藤澤清) 3.ラットの海馬ニュ-ロンの感覚特性(岩崎庸男) 4.ラットの扁桃核キンドリング現象に対する辺縁系の役割(吉田和典) 5.ラットの自発行動と縫線核高頻度発射ニュ-ロン(山崎捨夫) 6.薬物弁別学習における薬物の刺激特性について-音刺激との比較-(福田幸男) 7.胎生期アルコ-ル投与ラットの活動量サ-カディアンリズム(中村圭佐・三橋美典・藤澤清) 8.睡眠の質による寝具の定量的評価(永村寧一) 9.知能障害児の終夜睡眠脳波における情報処理の民み(藤澤清) 今後、これらの研究成果を学的雑誌等に発表し、世の問う予定である。
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