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1987 年度 実績報告書

中等教育と中等後教育との接続関係の実態・動向に関する総合的実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 62301040
研究機関国立教育研究所

研究代表者

手塚 武彦  国立教育研究所, 第5研究部, 部長 (50000039)

研究分担者 金子 忠史  国立教育研究所, 第1研究部, 室長 (80000058)
赤木 愛和  国立教育研究所, 第3研究部, 室長 (70125243)
佐藤 秀夫  国立教育研究所, 第1研究部, 部長 (20000060)
沢田 利夫  国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (40000062)
斉藤 弘  国立教育研究所, 第4研究部, 部長 (90162221)
キーワード接続関係 / 中等教育 / 中等後教育 / 一般教養教育 / 職業・継続教育 / 入試制度 / 進路指導 / 教師教育
研究概要

1.わが国の4年制および2年制大学1,030校に一般教養教育の覆修要項講義概要等の資料の送付を依頼し, これまで約1,500点余りの文献資料の寄贈を受けた. 目下, これらの文献資料を用いて, 主に教育内容研究班が中心となって分析を進めている.
2,独立の教養部あるいは教養学部をおく大学を始め, 大学の設置者別, 種別および専門学別によって, 一般教養教育の編成や組織に大きな多様性がみられること.
3,昭和女子大学のような付属高校を有する大学が, 高校生に大学の単位覆修を許容するなど, 教育内容面での連続性を重視する柔軟な徴候がみられたこと.
4,上記以外の本研究プロジェクトの当初の研究目的のうち,
(1)入試および転入学を含む入学者決定方式と職業・継続教育への接続に関する本調査を行ない, 前者については, 社会人, 海外帰国子女の大学への入学状況の実態を捉える資料の収集に努め, 後者については, 中等教育機関と専修学校, 職業訓練校, 農業大学校との接続関係の本調査を行った.
(2)教師教育と学習指導内容との関連については, 主に教職課程を置く4年制大学・短期大学の「教育原理」担当教員を対象とする「生徒指導」に関する本調査を実施した.
(3)進路指導については, 主に埼玉県下の高等学校卒業生を対象として, 中等後教育諸機関への「進路選択に関する調査」を実施した.
(4)接続関係に関する歴史研究および主要諸外国に関する研究では, 主に文献資料の収集と分析に努め, 前者では, わが国の入試制度および教育制度改革の歴史的変遷を, 後者では, 中等教育の卒業生の中等後教育機関への進学の実態と動向の分析に着手した.

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 手塚武彦: 総合教育技術. 2. 128-131 (1988)

  • [文献書誌] 金子忠史: 国立教育研究所研究集録. 15. 1-17 (1987)

  • [文献書誌] 荒井克弘: 国立教育研究所研究集録. 15. 99-108 (1987)

  • [文献書誌] 竹内啓 他編;赤木愛和: "統計学事典:全米学力調査" 東洋経済新報社, (1988)

  • [文献書誌] 谷口琢男: "日本中等教育改革史研究序説" 第一法規, 375 (1988)

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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