| 研究課題/領域番号 |
62301054
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| 研究機関 | 早稲田大学 |
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研究代表者 |
秋永 一枝 早稲田大学, 文学部, 教授 (20063381)
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| 研究分担者 |
兼築 清恵 早稲田大学, 文学部, 兼任講師 (50169588)
鈴木 豊 早稲田大学, 教育学部, 非常勤講師
佐藤 栄作 神戸山手女子短期大学, 講師
上野 和昭 徳島大学, 総合科学部, 講師 (10168643)
金井 英雄 国際基督教大学, 語学科, 准教授 (00052225)
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| キーワード | 国語アクセント史の研究 / 方言アクセント / 「袖中抄」の声点 / 「補忘記」のアクセント / 近松浄瑠璃譜本のアクセント / 「古今集」の声点 / 平曲譜本のアクセント |
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| 研究概要 |
未発表資料索引の刊行およびその資料的性格の解明としては以下の実績をあげた。(1)秋永は声点の研究成果として、「注釈をよむ-顕昭「袖中抄」の声点から1-」(『国文学研究』96集)「古今集声点本における一・二拍動詞のアクセント-古今集動詞のアクセント上-」(国文学研究』97集)を発表した。(2)金井は声明関係声調資料の研究を進め、『補忘記語彙篇博士付和語索引』(アクセント資料索引9)を刊行した。(3)兼築は近松浄瑠璃譜本に反映したアクセント研究を進め、『近松世話物浄瑠璃胡麻章付語彙索引用語篇』を刊行、「語りの伝承-義太夫節のアクセント-」(歌舞伎学会)を口頭発表した。(4)上野は平曲譜本に反映したアクセントの研究を、鈴木は「日本書記」等のの声点の研究をそれぞれ進行中である。
諸方言アクセント資料の収集と声調史資料としての位置づけについては、佐藤が中心となって調査地点・調査方法を検討し、秋永が魚島・田辺・龍神・京都を、佐藤ず伊吹島・高松・観音寺アクセントを、上野が徳島アクセントを、坂本が大阪アクセントの調査を行い佐藤がテープ、活字に編纂し、『アクセント史関係方言資料』として刊行した。
「国語声調史資料索引集成」の編纂は、共同研究者が分担して既発表資料、索引との確認照合を行っている。
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