研究分担者 |
直野 敦 東京大学, 教養学部, 教授 (00012435)
吉上 昭三 東京大学, 教養学部, 教授 (60012522)
米川 哲夫 東京国際大学, 経済学部, 教授 (60012241)
中村 喜和 一橋大学, 社会学部, 教授 (40012356)
川端 香男里 東京大学, 文学部, 教授 (50000592)
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研究概要 |
今年度の研究実績の概要は下のとおりである. 1 本研究はスラヴ語学文学研究の個々の専門分野における研究分担者の研究の推進と, 国内の業績の集約および対外的紹介を目的としているので, 新たに得られた知見は極めら多岐にわたるが, 簡単な要約を許さない性質のものなので, それぞれ専攻論文ないし解説の形でまとめる方針とし, 今年度は別掲(11.研究発表の項参照)の8タイトリを含む論文集(欧文)の形で印刷刊行することとした. 2 昭和62年11月21日東京に於て本科研の研究分担者の全体会議を開催し第10回国際スラヴイスト会議で発表予定の10本の研究について, 各担当者による内容の説明ないし資料の提示を受け, 内容の改善について共同の討議を行なった. 3 1983年以降5年間の国内のスラヴ語学文学研究の業績の整理集約についても各グループの分担と責任者を決定し, その作業を開始したが, その成果は次年度に刊行の予定である. 4 設備備品費はすべて図書購入費であるが, 当初の予定より大幅な増額を見たのは, 5年ごとに開催される国際スラヴイスト会議を今年に控えて, ここ1〜2年各国で関係分野の重要な出版物が急増したためで, 旅費と謝金およびその他の支出分野をできるだけ縮少して, 図書費の支出をまかなった結果である. 5 その他の支出項目の金額の大部分は, 当初から支出を予定していたとおりの印刷刊行費である.
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