研究課題/領域番号 |
62302005
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
五十嵐 滋 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (80027367)
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研究分担者 |
難波 完爾 東京大学, 教養学部, 教授 (40015524)
伊藤 貴康 東北大学, 工学部, 教授 (80124551)
野崎 昭弘 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (90012343)
米田 信夫 東京大学, 理学部情報科学科, 教授 (50080487)
西村 敏男 筑波大学, 数学系, 教授 (00015471)
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キーワード | 計算機の基礎数理 / 計算機応用数理 / プログラミング / プログラムの仕様記述 |
研究概要 |
現在の電算機用プログラムの作成に際しては、作成段階における効率化の検討が重要であり、またそのプログラムが目的に合致しかつ効率の良いものであることを保証する手段が必要である。このためには、プログラムに対する要求仕様に始まり、作成、保守に至るまでの全ての段階において、理論的に裏付けられた厳密な方法が望まれ、さらに将来これらを自動化しようとすれば、数理的に系統化された理論の研究とそれに基付く処理系の開発が必須不可決のものとなる。その総合的研究のために引き続き各研究分担者は、有機的に結びつけられた1)基礎数理、2)応用数理、3)プログラミングの3部門に大別されるそれぞれのプログラムの諸問題に関して、基礎となる理論の構築、理論に基づくプログラム開発方式の研究、実際の応用プログラムの開発を行なった。 主要な研究課題として1)υ変換関係の応用数理的な面を追究し、仕様記述言語としての表現を研究するとともに、高階変数の取り扱いについても研究した。同時に従来のυ行為インタプリタの高階変数を含むような拡張充実を図った。2)論理的プログラム生成系、抽象型モジュール等の階層的プログラム処理系や、論理型プログラミング等に対して基礎理論を適用した。3)知的情報処理の研究を更に進め、そのプログラムの強化図った。 12月に京都大学数理解析研究所において開催された研究集会において基礎数理関係では型継承の表示的意味論、定理証明の高速化の一方法等、プログラミングに関してLSPシステムによるOCCAMプログラムの自動合成、区間自制論理に基付いた実行可能かつ公理的体系を持つ型論理言語AYA等に関して、研究発表、意見交換を行なった。
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