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1987 年度 実績報告書

X線レーザーの基礎過程に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62302021
研究機関大阪大学

研究代表者

加藤 義章  大阪大学, レーザー核融合研究センター, 教授 (30093397)

研究分担者 大道 博行  大阪大学, レーザー核融合研究センター, 助手 (70144532)
三間 圀興  大阪大学, レーザー核融合研究センター, 教授 (30033921)
黒田 寛人  東京大学, 物性研究所, 助教授 (30126049)
藤本 孝  京都大学, 工学部, 助教授 (90026203)
古金 卯太郎  愛媛大学, 教養部, 教授 (50036331)
キーワードXUVレーザー / 真空紫外レーザー / 非線形波長変換 / レーザープラズマ
研究概要

昭和62年度は,本総合研究の初年度に当る. そこで組織作りを重点とした研究会・打合せを行った. 先ず昭和62年8月28日,29日に,愛媛大学にて,古金教授を中心として,低密年再結合プラズマにおける反転分布の生成に関する小規模の研究会を実施した. 次いで昭和62年度秋季の物理学会, 応用物理学会の会場にて, これらの学会に出席している科研分担者が集まり, 本総合研究の実施方法に関して打合せを行った.
これらの準備を経て,昭和62年12月1日,2日に,37名の出席者による研究会を実施した. この研究会で発表された内容は,「研究会報告集」として単行本にまとめ,関係者に配布した.
下記の内容が発表された. まず素過程に関し, プラズマ中での電子状態についての理論的考察がなされた. 次いで, 紫外〜真空紫外領域におけるレーザーと波長変換に関し, 5研究機関から最近の研近の研究の進展について報告された. 特に真空紫外領域における波長変換の効率が著しく向上しつつあり, これを光源として用いた分光計測が実用の域に入りつつあることが示された. 第3に, レーザー生成プラズマを用いたXUVレーザーに関する報告が, 阪大, 東大, 理研, 電総研よりなされた. 阪大では波長81Åでの増幅が観測されており, また東大では波長42Åで増幅が得られる可能性を示すデータが得られたと報告した.
本総合研究参加者は, 本研究テーマに関し非常に興味をもってとり組んでいる. また, まだ研究組織に参加していない研究者からも, 本テーマは興味をもたれている. このような点から, 昭和63年度はより拡げた組織にもとずく研究会を実現したいと考えている.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Y.Kato;etal: Proceeding of SPIE. 831. (1987)

  • [文献書誌] Y.Kato;etal: Proc.International Symposium on Short.Wavelength Lasers and their Applications. Dec.(1987)

  • [文献書誌] P.R.Herman;etal: Proc.International Symposium on Short.Wavelength Lasers and their Applications. Dec.(1987)

  • [文献書誌] P.R.Herman;etal: IEEE J.Plasma Science. Aug.(1988)

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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