研究課題/領域番号 |
62302021
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
加藤 義章 大阪大学, レーザー核融合研究センター, 教授 (30093397)
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研究分担者 |
三間 圀興 大阪大学, レーザー核融合研究センター, 教授 (30033921)
藤本 孝 京都大学, 工学部, 教授 (90026203)
渡部 力 理化学研究所, 主任研究員 (40010714)
前田 三男 九州大学, 工学部, 教授 (80037910)
渡部 俊太郎 東京大学, 物性研究所, 助教授 (50143540)
WATANABE T. RIKEN Senior Scientist (40010714)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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キーワード | X線レ-ザ- / 短波長コヒ-レント光 / 超短パルス / 自由電子レ-ザ- / プラズマ / 電子過程 |
研究概要 |
本研究課題に関し毎年1回、合計3回研究会を実施した。 本研究課題に関するわが国の研究の現状を要約する。 1.X線レ-ザ-に関する本格的実験を実施できる状況となってきた。 2.大阪大学等で軟X線の増幅を示す実験結果が得られている。生体物質を生きたままで観測できる「水の透過帯域」におけるX線の増幅も間もなく実現されよう。 3.これらの成果はまだ予備的段階であり、コヒ-レントな高出力軟X線を生成するには、より大きな増幅率の実現が必要である。 4.可視〜紫外レ-ザ-を用い、非線形光学的手法によりコヒ-レント短波長光を発生する技術が確立した。上記の「プラズマレ-ザ-」に比べ長波長領域ではあるが、分光学等への応用に有用である。 5.パルス幅が1ps以下の超短パルス、超高出力レ-ザ-の開発が東京大学等で行われている。今後超強光電界と物質との相互作用及びその応用に関する研究が可能となってきた。 これらの研究には原子過程に関する深く詳しい理解が必要である。しかしレ-ザ-生成プラズマ中での原子過程に関する理解は不十分であり理論と実験との詳しい比較が今後必要である。 7.高輝度電子ビ-ムを有する放射光施設を有効に利用すれば軟X線領域の短波長自由電子レ-ザ-を実現できる可能性がある。 8.分光学、構造解析、生物学等の分野におけるコヒ-レント短波長光への期待は極めて高い、高性能で使い易いコヒ-レント光源の開発が強く望まれている。
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