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1988 年度 実績報告書

地中海建築の設計技法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62302051
研究機関熊本大学

研究代表者

堀内 清治  熊本大学, 工学部, 教授 (70040350)

研究分担者 陣内 秀信  法政大学, 工学部, 助教授 (40134481)
青柳 正規  東京大学, 文学部, 助教授 (40011340)
木島 安史  熊本大学, 工学部, 教授 (90040427)
石井 昭  東京都立大学, 工学部, 助教授 (10087265)
桐敷 真次郎  東京都立大学, 工学部, 教授 (00087256)
キーワード地中海 / 古代 / ギリシア / ローマ / イスラム / 建築 / 都市 / 設計
研究概要

1.資料の収集
昨年度に引き続き、地中海古代の建築、都市、美術などに関する単行本45冊及び百科事典「Realencyclopadie der Klassischen Altertumswissenschaft」84冊を購入した。
2.地中海都市建築図面データベース
昨年度本研究費によって、光ディスクを利用した画像情報処理装置(RIFILE 6400 リコー社製)を購入した。本年度はこの装置に、熊本大学所蔵の地中海古代都市及び建築に関する図面のうち、その半数約1万件を、都市名、国名、建築名などのキーワードとともに入力した。
3.研究成果の発表
ギリシア・ローマ建築については、古代の建築仕様書にもとづいて、その建築設計のあり方と、アルカイック・クラシック期の神域における軸線計画の発展について明らかにした。イスラム都市については、モロッコのフェズの店舗の形態と分布、アルジェ等の都市の細街路についてその計量化を行った。さらにインドのイスラム建築を、ミナレットの位置によって様式分類した。そのほか、16世紀ヴェネツィアの都市計画、古代から現代までイタリアの住居システムについて、分析を試みた。またカイロのアル・フスタート遺跡に関する、遺跡の三次元表現をコンピュータグラフィックによって開発中である。
4.シンポジウム・研究協議会
昭和63年9月10日に「西洋建築史における設計技法の研究」というテーマで、京都工芸繊維大学においてシンポジウムを行った。また昭和63年11月12〜14日に、熊本大学で研究協議会を行い、各研究テーマについての途中経過、今後の方針等を検討した。

  • 研究成果

    (14件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (14件)

  • [文献書誌] 伊藤重剛: 日本建築学会大会学術講演梗概集. 863-864 (1988)

  • [文献書誌] 伊藤重剛: 日本建築学会九州支部研究報告. 31. 261-264 (1989)

  • [文献書誌] 桐敷真次郎: 日本建築学会大会学術講演梗概集. 885-886 (1988)

  • [文献書誌] 石井昭、山田幸正、吉田正二: 日本建築学会大会学術講演梗概集. 851-852 (1988)

  • [文献書誌] 石井昭、山田幸正、深見奈緒子: 日本建築学会大会学術講演梗概集. 853-854 (1988)

  • [文献書誌] 石井昭、山田幸正、深見奈緒子: 日本建築学会大会学術講演梗概集. 855-856 (1988)

  • [文献書誌] 石井昭、山田幸正、深見奈緒子: 日本建築学会大会学術講演梗概集. 857-858 (1988)

  • [文献書誌] 木島安史、両角光男: 日本建築学会大会学術講演梗概集. 227-228 (1988)

  • [文献書誌] 上野敦、木島安史、両角光男: 日本建築学会九州支部研究報告. 31. 217-220 (1989)

  • [文献書誌] 岩永和幸、木島安史、両角光男、大澤義明: 日本建築学会九州支部研究報告. 31. 245-248 (1989)

  • [文献書誌] 下田貞幸、両角光男、木島安史: 日本建築学会九州支部研究報告. 31. 249-252 (1989)

  • [文献書誌] 中村裕文、両角光男、木島安史、花島伸幸: 日本建築学会九州支部研究報告. 31. 253-256 (1989)

  • [文献書誌] 陣内秀信: "建築史論争 ピアッェッタの象徴的造形とその社会的背景 ー十六世紀ヴェネツィアにおける都市空間の総合的戦略ー" 中央公論美術出版, 463-496 (1988)

  • [文献書誌] 桐敷真次郎: "イタリアの住居システム" 財団法人 住宅総合研究財団 No.8708, 1-99 (1989)

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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