| 研究課題/領域番号 |
62302053
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| 研究機関 | 東京工業大学 |
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研究代表者 |
神馬 敬 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (40016291)
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| 研究分担者 |
横内 康人 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (50013214)
牧野内 昭武 理化学研究所, 研究員 (80087460)
富田 佳宏 神戸大学, 工学部, 助教授 (10031147)
後藤 学 岐阜大学, 工学部, 教授 (60023165)
川井 謙一 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (60114972)
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| キーワード | ベンチマ-クテスト / 弾塑性FEM / 剛塑性FEM / リング圧縮 / 平面ひずみ曲げ |
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| 研究概要 |
1.ベンチマ-クテスト 第4次テストとして、摩擦係数の測定に利用されている「リング圧縮」を取り上げた。変形前の外径:内径:高さ比:摩擦条件:単軸の応力ーひずみ関係、構成式を与えて、弾塑性・剛塑性FEMにより、摩擦条件と加工硬化が内径と外径の変化率と圧下率、圧下力の関係、無滑り点の位置、変形形状に及ぼす影響を比較した。第5次テストは、「板の平面ひずみ曲げ」を取り上げた。V型剛体工具による冷延鋼板の平面ひずみ曲げについて、要素分割と変形増分を指定し、摩擦はないとして、荷重、変形形状、応力分布、力のモ-メント、弾性回復量を比較した。特に曲げ加工精度の予測の際に問題となる不均衡量は初期曲げ降伏モ-メントの2ー3%で弾性回復量に与える影響が無視し得ないことが分かった。
2.曲げ問題における力のモ-メントの不平衡の検討 2次元三角形1次要素の単一モデルについて考察して、モ-メントの誤差原因は、要素節点力と要素内応力が十分な精度で適合していないこと、節点力のモ-メントの釣り合いの2次的誤差の集積などによるもので、剛体回転の影響は誤差を生じないことを明らかにした。
3.要素再分割 大変形後の要素形状の崩れによる計算誤差を減少させるための要素再分割における物理量の再配分則について、資料収集を行ったが、ベンチマ-クテストとして検討するには至らなかった。
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