研究課題/領域番号 |
62304022
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
羽生 功 東京大学, 農学部, 教授 (20011835)
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研究分担者 |
中村 薫 鹿児島大学, 水産学部, 助教授 (40041719)
大村 百合 名古屋大学, 農学部, 助手 (50023479)
坂本 亘 京都大学, 農学部, 助教授 (50013587)
山森 邦夫 北里大学, 水産学部, 助教授 (80012029)
麦谷 泰雄 北海道大学, 水産学部, 助教授 (50001615)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1988
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キーワード | 日周活動 / 耳石 / メラトニン / 松果体 / 生物時計 / 殻開閉リズム / ニジマス / アサリ / クルマエビ / アカウミガメ |
研究概要 |
A:アサリにおける殻開閉のリズムを調べたところ、その存在が確認された。閉殻個体の数には1日に2回のピークがみられた。このピークの出現時刻は毎日約1時間ずつ遅れ、干潮予定時刻にほぼ一致した。逆に開殻個体数のピークは潮汐予定時刻とほぼ一致した。このことはサーカタイダル・リズムの存在を示唆する。さらに同調因子についても調べた。 B:クルマエビにつき明暗変化を12時間ずらして飼育したところ、活発な行動は暗期にのみ認められた。またクルマエビの周期活動が光周期に左右されるものか、或は給餌等の時刻によって決まるものかについても調べた。また生物時計の存在についても検討を加えた。 C:ニジマス、ティラピア仔魚を6L/6D、12L/12D、24L/24D、LLあるいはDD下で飼育し、日周輪の形成速度を調べた。その結果6L区では12L区に比して約2倍の輪紋が、24L区では約半数の輪紋ができ、LL、DD区では1本1日よりやや多い輪紋が形成された。 D:松果体光受容細胞の外節層板膜の脱落、大食細胞によるとり込み、細胞基底突起に含まれるシナプスリボンの増減における日周変化が確認された。 E:まず魚類の血中メラトニン量を測るためのラジオイムノアッセイを作製し、ついで長日・短日下におけるコイの血中メラトニン量の日周変化を調べた。その結果、いずれの光周期におりてて暗期にメラトニン量が高いことが明らかとなった。 F:アカウミガメの日周遊泳リズムと回遊経路を調べるため、アカウミガメの産卵時に記録計を装着し、次回の産卵時に回収し、記録を解析した。
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