• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1987 年度 実績報告書

バイオサイエンス時代に対応する生物教材の開発とその情報流通システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62304063
研究機関愛媛大学

研究代表者

田中 昭男  愛媛大学, 教育学部, 教授 (00116948)

研究分担者 山田 卓三  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (00144618)
越田 豊  大阪大学, 教養部, 教授 (10029647)
高橋 景一  東京大学, 理学部, 教授 (40011481)
田中 隆莊  広島大学, 理学部, 教授 (00033796)
今堀 宏三  鳴門教育大学, 副学長 (80029602)
キーワードバイオサイエンス / 生物教育 / 生物教材 / 教材生物 / 教材情報 / 情報流通システム / 教材化
研究概要

1.7月17日に全体会議を開催し,生物教育・教材の現代化構想,生物教育の実態調査,バイオサイエンス時代に対応する生物教材の開発,教材情報の流通システムなどに関する研究計画とその進め方,及び補助金の使途とその分配について協議・決定した. この際,教材現代化の基本構想については,別に小委員会を設けて検討することとした. また,生物教育の実態調査については,実施の予定を変更し,事前に代表者または分担者が行った調査資料を利用することとした. 2.9月18日に上記の小委員会を開催し,「教材現代化の柱」について具体的に検討した. その結果,生物教育・教材の現代化の基本構想は,現在文部省が進めている小・中・高等学校の学習指導要領改善の方向に沿うとともに,生物学の今後を展望して提言することとした. 3.これらの協議・検討結果に基づき,各研究分担者・協力者は,次のような計画のもとに研究課題に取り組むこととした. (1)バイオサイエンス時代に対応する生物教材の開発については,基礎的・基本的性格をもつ教材,自主的な学習活動を促進する教材,「人間の生物学」に適当な教材,バイオテクノロジーにつながる教材,に視点を置いて研究し,その成果を本年10月頃をめどに代表者に提出する. (2)教材情報の流通システムに関する研究については,情報収集の対象範囲を各分担者・協力者に割り当て,それぞれが収集した情報を「教材情報記入用紙」に整理したうえで随時代表者に送り,これによってデータベースを作成する. 4.研究は現在続行中であり,その成果は次年度末にまとめて報告する予定である. しかし,本年度の研究によって得られた一部の成果として,別記の通り生物教育関係雑誌に発表したもの,または発表予定のもの数点がある. また,研究代表者がプールしていた補助金によって,一部の分担者・協力者に出張を依頼し,研究課題に関する調査研究を行った.

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 米澤義彦;田中昭男: 教材生物ニュース. 110. 3-5 (1987)

  • [文献書誌] 岩本昌之;堀口弘美;福永信也;篠沢隆雄;重信陽二: 科学教育研究. 11-3. 108-113 (1987)

  • [文献書誌] 山田卓三: 採集と飼育. 50-3. 113-117 (1988)

  • [文献書誌] 梅埜国夫: 遺伝. 42-2. 62-68 (1988)

  • [文献書誌] 田中昭男;日詰雅博: 生物教育. (1988)

  • [文献書誌] Koshida Yutaka: Proceedings of the 11th Biennial Conference of Asian Association for Biology Education(AABE). (1988)

URL: 

公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi