研究分担者 |
河島 信樹 宇宙科学研究所, 惑星研究系, 教授 (60013702)
西田 篤弘 宇宙科学研究所, 太陽系プラズマ研究系, 教授 (40013643)
松尾 弘毅 宇宙科学研究所, システム研究系, 教授 (70013688)
林 友道 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 教授 (90013622)
清水 幹夫 宇宙科学研究所, 惑星研究系, 教授 (90017179)
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研究概要 |
日本,米国,ヨーロッパおよびソビエト連邦を中心とする東欧圏諸国の研究者が,国際協力体制の下に地球周辺の空間を飛翔する多数の科学衛星による観測ネットワークを作り,これによって太陽地球系物理学等の研究を推進する目的の会議を,昭和62年10月19日から22日までの4日間にわたって京都で開催した. 会議は先ず WGー1 太陽地球系物理作業部会 WGー2 太陽地球系データ作業部会 Panelー1 電波天文学連絡部会 Panelー2 惑星,小惑星,彗星探査連絡部会 において各分野の具体的な問題が討議され,次いで総会が開かれて各部会からの報告がなされた後,全体のとりまとめ及び今後の方針が論議された. 特に中心テーマである太陽地球系物理学の分野における各国宇宙機関に計画の連携・協調の進め方が主な議題となった. この会議で合意された主な点は, 1.観測スケジュールの交換や観測結果の速報のため,機関相互間の通信回線の強化 2.観測データの抄録からなるデータベースの作成と公開 3.衛星状況把握センター(Satellite Situation Ceiter)の設置:衛星群の空間的配置を予報し,同時観測を重点的に行うべき期間の選定を助ける. 等である.
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