| 研究課題/領域番号 |
62400002
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
伊谷 純一郎 京都大学, アフリカ地域研究センター, 教授 (10025257)
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| 研究分担者 |
村田 源 京都大学, 理学部, 講師 (20025315)
米山 俊直 京都大学, 教養部, 教授 (70026813)
太田 至 京都大学, アフリカ地域研究センター, 助教授 (60191938)
高村 泰雄 京都大学, アフリカ地域研究センター, 教授 (30026372)
田中 二郎 京都大学, アフリカ地域研究センター, 教授 (30027495)
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| キーワード | アフリカ / 民族植物学 / 民族動物学 / 植物認知 / 植物利用 / 動物認知 / 動物利用 / デ-タベ-ス |
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| 研究概要 |
平成元年度には、昭和63年度に決定したデ-タベ-ス化のためのフォ-マットに従って植物利用に関するデ-タの入力をおこなった。大型計算機センタ-のコンピュ-タ-へのデ-タ入力は、主としてアフリカ地域研究センタ-のパソコンによって作ったテキストファイルをバッチ処理によって転送する方法をとった。この方法により平成元年度までに約4000件のデ-タをデ-タベ-ス化したほか、数百件のデ-タをデ-タベ-ス入力用のフォ-マットに従って整理した。また、前年度にひきつづき、西アフリカの有用植物について比較的まとまった情報を含む文献を選び、これらの中に含まれる情報約2000件を、光学文字読み取り装置を用いてコンピュ-タのテキストファイルを作り、それを整形してデ-タベ-ス化した。これらの作業と同時に、デ-タベ-ス利用の可能性や出力試験をおこなった。とくに、東アフリカを試験地域として選び、乾燥地域における牧畜民・狩猟採集民による野性植物利用に関する民族学的研究をおこなった。この成果の一部はすでに出版している。また、これまでに収集した植物・動物標本の整理や、食用・薬用植物の化学成分の分析などの作業も継続している。動物利用に関しても昭和63年度に決定したフォ-マットに従って約400件のデ-タ入力をおこなった。
平成2年度には、ひき続きデ-タ入力の作業を進めて集大成し、研究の総括をおこなう。製作してきた、デ-タベ-スを実際に運用し、アフリカにおける動植物利用に関しての地域間・民族間の化較研究を、人類学や民族学の視点からおこなう予定である。
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