研究課題/領域番号 |
62450058
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
斎藤 武生 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 教授 (60091899)
|
研究分担者 |
神尾 昭雄 独協大学, 外国語学部, 教授 (90115444)
小野塚 裕視 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (10108433)
安井 泉 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (00110578)
鈴木 英一 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (30004071)
原口 庄輔 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 教授 (50101316)
|
キーワード | 現代英語 / 受動構文 / 一般言語理論 / GB理論 / 情報構造 / 古英語 / 変形 / 語用論 / 意味論 / 言語文化 |
研究概要 |
本研究においては、現代英語の受動構文を中心に、日本語、古英語などの受動構文および関連する構文の特性、相互関係などについて、一般言語理論、記述言語学な立場から分析が行われた。昭和63年度においては、昭和62年度の研究をさらに押し進め、一応のまとめを目指した。最終的には、昭和62年度-昭和63年度の2年間に渡る研究の成果の一部を、『受動構文の研究』(vi+114pp)〔所収論文は以下の7編:受け身と普遍性と有標性(原口庄輔)、制御と受動可能性(鈴木英一)、受動態の成立に関わる意味論的・語用論的因子(安井泉)、Front-wheel-drive cars outhandle all others in snow conditionsにおける"outhandle"について(小野塚裕視)、知覚動詞の受動文について(藤本滋之)、"False Passive"について…Bierce(1909)が提起する問題(斎藤武生)、A Semantic and Pragmatic Analysis of Japanese Passive(Akio KAMIO)〕というタイトルの研究成果報告書としてまとめた。 昭和62年度の研究代表者神尾昭雄が昭和63年4月に独協大学に転出したため、昭和63年度の研究代表者が斎藤武生と交替なった。研究分担者のうち、新保雅弘がフンボルト財団奨学研究員として、鷲尾龍一がMIT客員研究員として海外に出張となり、斎藤衛がコネティカット大学に転出したため、新たに藤本滋之講師を研究分担者として迎えた。このような必要最小限の移動はあったものの、研究は、滞りなく進められた。安井泉は、今年度も昨年度と同様、研究の実務面の担当者として、連絡、調整を行った。
|