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1990 年度 研究成果報告書概要

市街地域における「水路空間」の利用形態の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62450080
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 建築計画・都市計画
研究機関多摩美術大学

研究代表者

渡部 一二  多摩美術大学, 美術学部, 助教授 (80105527)

研究分担者 松本 直司  名古屋工業大学, 工学部, 助教授
岩下 肇  多摩美術大学, 美術学部, 助手
森下 清子  多摩美術大学, 美術学部, 教授 (60105525)
田澤 年美  多摩美術大学, 美術学部, 教授 (10054868)
研究期間 (年度) 1987 – 1989
キーワード水路空間 / 配置システム / 断面形状 / 水利用行為 / 流量 / 流連 / オ-プンスペ-ス
研究概要

本研究の目的は,集落や,市街化地域を流通する水路空間の利用形態に着目し,その空間構造を解明することにある。
本研究でいうところの「空間構造」とは,水路断面,流水要件,水路配置システム,そして利用行為空間の4要素である。
本研究は,これら4要素を,アンケ-ト調査,現地調査等によって情報を収集し各種の分析をおこない,4要素間に存在するシステムや,関関性,特性等を抽出する方法を実施した。
調査の特色は,全国(各県1〜2地区を対象とする)50水路を抽出し,全水路を現地調査を実施したことである。
本研究の成果は,大別して、(1)配置システムの類型化,(2)利用行為と属性との相関性の2領域にわたって解析結果を得たことにある。
(1)の配置システムでは、5タイプに50の水路類型化し,そのなかでCータイプが全体の46%を占めることを明らかにしている。
(2)の利用行為と属性との関連性については,得られたデ-タ-を5ブロックに区分し,各ブロック毎にクラスタ-分析法(ウォ-ド法)をもちいてグル-ピング化をおこない判読をおこなった。
その結果,現在利ブロックと「流量」の大・小のあいだに明確な相関性があるのを検出することができた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 渡部 一二 他5名: "水路護岸の素材の傾向性について" 日本建築学会、学術講演梗概集(E). 961-962 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 渡部 一二 他5名: "水路形状の傾向性" 日本建築学会、学術講演梗概集(E). 963-964 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 渡部 一二 他1名: "水路断面パタ-ン分類" 日本建築学会、関東支部研究報告集. 237-240 (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 1993-08-12  

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