研究分担者 |
田中 済 東京大学, 理学部, 助手 (20011570)
浜部 勝 東京大学, 東京天文台, 助手 (00156415)
佐々木 敏由紀 東京大学, 東京天文台, 助手 (80178657)
岡村 定矩 東京大学, 東京天文台, 助教授 (20114423)
西村 史朗 東京大学, 東京天文台, 助教授 (10012840)
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研究概要 |
1.高感度低雑音カメラの心臓部となりCCD素子としてテクトロニクス社の512×512画素のCCD素子を選定し購入した. 従来のRCA社のCCD素子に比べ雑音が1/3に低減することになる. 2.このCCD素子を岡山天体物理観測所所有の液体窒素冷却型CCDカメラシステムに結合して駆動させるために,必要なハードウェアの改修及び性能向上のためのソフトウェアの改修をデザインし,米国PSI社(プリンストン科学機器社)に製作依頼した. 3.納入された制御ボード及びソフトウェアを岡山天体物理観測所のCCDカメラ制御システムに組み込み,テストを行なった結果,データ取込容量が約3倍になり,取込速度も約2倍となり,新しいソフトウェアでTektronis社のCCDを駆動するために必要な改修が正常に行なわれていることを確認した. 4.観測時に用いるガイド星をモニターする補助カメラの感度が低いため,目的天体を捕捉できない事態が今まであったが,観測効率を大巾に向上させるためモニター用の高感度ICCDカメラを購入し,テストを行なった. その結果従来比で約3等級暗い天体をモニターできることが証明された. 5.Tektronics社のCCD素子を収めるための冷却用デュワーの改造及び温度制御装置との結合については,作業を進めており昭和63年4月に全システムを結合してのテストを予定している. 6.システムが完全に動作するようになり次第,各研究者の研究課題による観測を行ない,研究成果をまとめて発表する予定である.
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