研究課題/領域番号 |
62460030
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
朝山 邦輔 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (20029416)
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研究分担者 |
小田 祺景 大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (50029526)
小堀 洋 姫路工業大学, 工学基礎研究所, 講師 (10153660)
北岡 良雄 大阪大学, 基礎工学部, 助手 (70110707)
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キーワード | NMR / 重いフェルミオン / 異方的超伝導 / 反強磁性 |
研究概要 |
前年度より改造開発した^3He-^4He希釈冷凍機を用いて以下の成果を得た。 1.UPt_3前年に引き続きUPt_3のPtのナイトシフトKの精密測定を行った。常伝導状態におけるK-XプロットからKのスピン部分を評価し、これがT_C以下で誤差3%以内で全く変化しないことを確認した。Kが変化しないことは、T_Iの測定結果と合わせて考えると、この糸が三重項P波超伝導か、あるいは不純物散乱の強い場合のd波超伝導であることを示すが、Kが全く変化しないことは三重項の可能性が強いと考えられる。 中性子回析やμSRの研究では5K以下で0.01μB程度の磁気モーメントを持つ反強磁性秩序が発生することを示唆しているが、NMRではそのような徴候は全くみられない。このような秩序はあるとしても粉末にすれば壊れるようなもろいものと考えられる。 2.CeCu_2Si_2 2〜3Tの磁場の下で超伝導をこわすと、CuおよびSiのNMR強度が0.6附近より降温とともに急速に減少することをみた。このことから超伝導が壊れると反強磁性的秩序が出現するものと考えられる。 3.CeAl_3 AlのNMRの低磁場(〜1KOe)の巾およびT_Iの温度依存性より、1.2K以下で反強磁性的秩序が出現することを確認した。 4.CeInCu_2 InおよびCuのNMRの巾およびT_Iの温度依存性の測定より、1.1K以下で反強磁性的秩序の存在することを確認した。
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