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1987 年度 実績報告書

データ構造指向型プログラム言語とそのプログラム変換・合成の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62460221
研究機関筑波大学

研究代表者

中田 育男  筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (70133022)

研究分担者 佐々 政孝  筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (20016182)
キーワードデータ構造指向 / プログラム言語 / 文脈自由文法 / 正規右辺文法 / プログラム変換 / プログラム合成
研究概要

本年度の研究計画に掲げた以下の3項目について報告する. (1) データ構造指向型プログラム言語の設計 昨年まで研究してきたCCFG(Coupled ContextーFree Grammar)をベースとし, それに, モジュール化の機能, 項形式, 整数, プログラムを読みやすくするためのキーワードなどを付加したプログラム言語を設計した. なお, データ構造をより直観的に表現できるようにするためにベースの文脈自由文法を正規右辺文法に拡張した. (2) 上記言語の処理系の基本設計 処理系の全体構造はまだ設計してないが, トップダウン実行方式としてProlog言語の処理系と同じような処理をするものを試作し, さらにボットムアップ実行方式を検討した. (3) 上記言語のプログラムの変換合成の研究 CCFGプログラムから手続き型プログラムへの変換, PrologプログラムからCCFGプログラムへの変換およびその逆の変換, 分かりやすいCCFGプログラム(仕様をそのままプログラム化したもの)から効率の良いCCFGプログラムへの変換, のそれぞれについて基本的なアルゴリズムを考案した. 最後の変換は, 基本的なプログラムをつなげたものから, それらを合成したプログラムを生成する方法にもなっている.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 張又普;中田育男;佐々木正孝: 情報処理学会論文誌. 28. 1162-1168 (1987)

  • [文献書誌] 張又普;中田育男;佐々木正孝: 情報処理学会論文誌. 29. 281-291 (1988)

  • [文献書誌] 山下義行;中田育男: 第29回プログラミングシンポジウム報告集. 119-130 (1988)

  • [文献書誌] 中田育男;山下義行: コンピュータソフトウェア. 5. (1988)

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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