研究概要 |
人工知能用言語LISP,PROLOGのCAIによる教育の教授方法を明確にするため,LISP,PROLOGの言語の構造およびデータ構造の研究を行い,これらの言語の教授方法についての検討を行った. また,検討結果をふまえて研究代表者らを中心に学生のLISP,PROLOGの言語教育の研究会を作り,言語教育の教授法と教授項目に対する実践的な検証を行った. さらに,市販されているエキスパートシステム構築用ツールについて調査および研究を行った. また,いくつかのエキスパートシステム構築用ツールについては簡単なプロトタイプを作成し,それらの性能のチェックを行った. その結果,使用できるルール数などで種々の制限はあるもののツールとして使用可能なことがわかった. 63年度は昨年度の結果をもとに,実際にLISP,PROLOGの言語教育のCAIシステムを構築し,そのCAIシステムを用いた教育実践により当該システムの検証を行う.
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