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1988 年度 研究成果報告書概要

種々のVDT画面の光学的特性と目の疲労の関連に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62480172
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 衛生学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

西山 勝夫  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (60077691)

研究期間 (年度) 1987 – 1988
キーワードVDT / 光学的特性 / 目の疲労 / 文字の鮮鋭度 / 画像書き換え周波数 / 蛍光減衰特性 / 振動度 / 分光光度分布
研究概要

コンピュータ端末として用いられているCRT式、液晶式などの種々の情報表示器であるVDTについて、表示された文字を構成する輝点の光波長スペクトル、画像書き換え周波数、蛍光等の発光、反射光の減衰特性及び文字の鮮鋭度を測定・評価するための研究を行った。
文字の鮮鋭度を測定するためのカメラや光量の時間的変動、光スペクトルを測定するためのXYZ微動装置を組立てた。
文字鮮鋭度については、昨年試作した文字鮮鋭度を測定するための画像入力装置を、測定対象のVDTの画像書き換え周波数に同期させて駆動させるための回路ユニットを作成した。現在、画像解析のプログラムを作成中である。VDTの文字を表示する光の量の時間的変動については、光ファイバーで画面の測定すべき局所の変動光を取り出し、光電子倍増管、プリアンプを用い、電圧変換した後、デイジタルオシロスコープに表示する所まで完成し、現在パソコンのA/Dコンバータとラムデイスクを用いたトランジェントメモリーを製作した。更にこれを用いて光点の光量の変動特性を分析するシステムを構成中である。また、上記電圧出力をFFTアナライザで分析し、振動度を解析するための調整を行っている。
VDTの画像を構成する光の分光光度分布特性及びその時間的変化を測定するために、光ファイバーで導出したVDTの光をモノクロメーターに入力し、分光出力を上記の光量変動特性測定システムに受光させて分析するシステムを作成した。
日本の主要VDTメーカから種々のVDTの貸与を受け、現在上記のシステムを用いて、総合的な測定・評価を行っているところである。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 西山勝夫: 人間工学. 24. 84-85 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 西山勝夫.中迫勝ら: "VDT労働と健康" 労働基準調査会, 1-253 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] エティヌ・グランジャン(訳:西山勝夫、中迫勝): "コンピュータ化オフィスの人間工学" 啓学出版, 1-275 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Nishiyama,Katsuo: "Evaluation of sharpness and gitter of a character on a VDT's screen" The Japanese Journal of Ergonomics. 24. 84-85 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] Nishiyama,Katsuo,Nakaseko,Masaru et al.: The review for new aspects of health and safety of VDT. Rodokijun chosakai, 1-253 (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1990-03-20  

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