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1987 年度 実績報告書

情報処理機能(事象関連電位)と関連した大脳機能の動的解析法の開発と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 62480245
研究機関琉球大学

研究代表者

小椋 力  琉球大学, 医学部, 教授 (60032330)

研究分担者 吉岡 伸一  琉球大学, 医学部, 助手 (00191544)
竹下 小夜子  琉球大学, 医学部附属病院, 助手 (40192166)
上地 弘一  琉球大学, 医学部, 助手 (00145533)
宮里 好一  琉球大学, 医学部附属病院, 講師 (50174173)
キーワード事象関連電位 / 誘発電位 / トポグラティー / Dynamic ERP Topography
研究概要

事象関連電位は, 情報処理機能の生理学的指標とされており, 大脳における立体的で動的な機能変化である. 本電位は, これまで主として頭皮上の中心線から記録されていたが, 最近ではトポグラフ的にも検討されるようになった. しかし, 本電位を動的な画像として解析する方法は開発されていない.
本科学研究費の補助金の支給を得た結果, 本電位を映画として画像化することに成功した. その結果を, 昨年の11月, 京都市で開催された日本脳波・筋電図学会学術大学のシンポジウム(小椋), 同じく11月岡山市で開かれた西日本精神神経学会(宮里), においてそれぞれ発表した. 現在, 本法を特許として申請中である.
補助金の使途との関連で本システムの内容を少し述べると, 現有の機器を使用して得られた事象関連電位の等電位図を, 補助金で購入したCRTコントローラー5816(日本電気三栄), プログラム211(日本電気三栄), ビデオデッキ49700(ナショナル)などを用いて, 3.2msec間隔, 呈示時間300msecにてビデオテープに録画することに成功した. 得られた連続画像をカラーCRT上に再生させることができた.
臨床応用として健常者, 精神分裂病者を対象に検討しているが, 本格的な臨床応用は昭和63年度に実施する予定である.

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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