研究課題/領域番号 |
62480314
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
竹光 義治 旭川医科大学, 医学部整形外科学, 教授 (00038663)
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研究分担者 |
渡壁 誠 旭川医科大学, 医学部整形外科学, 助手 (70182946)
岩原 敏人 旭川医科大学, 医学部整形外科学, 助手 (80133817)
原田 吉雄 旭川医科大学, 医学部整形外科学, 助教授 (40001937)
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キーワード | ISIS / モアレ法 / 脊柱側弯検診 / 画像解析 / 背面非対称係数(LAI) |
研究概要 |
昭和62年11月、INTEGRATED SHAPE INVESTIGATION SYSTEMが搬入され、側弯症外来等において実用され、手技もほぼ一定してきた。同時にこれまで使用していたMOIRE FUJINON FM40とともに,側弯症等脊柱変形患者の背部変形の計測システムをほぼ確立した。平成元年2月迄に延242名の側弯症を調査したが、このうち、初診より観察した29名39弯曲におけるLAI(背面非対称指数)と側弯角との相関性を比較した。胸椎での相関係数は0.75、胸腰椎弯曲では0.65であった。装具治療齢では相関性が低かった。20弯曲で平均8箇月の経過観察を行い、X線像との対比でfalse negative,falsepositive信頼度等、即ちX線写真の代用としての信頼度を検討した。ISISはX線像とは別の外部変形を見ているといえる。変形はリアルタイムで分析ができるが、撮影から結果出力までに1例当り10分を要すること、撮影準備に熟練を要することから今後ハード、ソフトの改良と測定値の安定化と迅速化が求められる。
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