研究概要 |
昭和62年度研究計画書づいて以下のとおり研究を行った. (研究計画書) アイヌ語樺太方言の最後の話し手である北海道の日高門別に住む浅井タケさん(86歳)との面接調査により樺太ライチシカ方言の音声資料を録音, 録画したりして収集する. その内容は次のとおりである. 1.文法調査(過去の調査の補充) 2.基礎語彙調査(第二次基礎語彙調査票によって新たに調査する) 3.昔話の録音と転写(B.ピウスツキの資料も検討する) 上記の作業を大学院生など数名アシスタントを使って行う. (昭和62年度研究実績」) 1.調査完了 2.人体, 衣, 食, 住, 道具, 生活, 戦い, 人間, 人間関係に関する語彙調査を行った. 全体の28分の8にあたる. 3.昔話5話について, 録音, 転写, 和訳, 解説を完了した.
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