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1987 年度 実績報告書

複素解析的葉層構造の特異点の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540002
研究機関北海道大学

研究代表者

諏訪 立雄  北海道大学, 理学部, 教授 (40109418)

キーワード複素解析的葉層構造 / 特異点 / 開析理論 / 変形理論 / D-加群 / 特性多様体 / 解複体 / Baum-Bottの留数
研究概要

申請書に記した研究目的のうち, 1番目に関し, 研究代表者に以前より特異点をもつ複素解析的葉層構造の開析理論を展開していた. 一方MexicoのGomez-Mont等はこれに対する変形理論の研究を行っていた. 62年度において, 1ケ月程フランスで, これらの人々と共同研究をする機会があり, 両理論の間の関係を明らかにした.
2番目の研究目的に関しては, 特異葉層構造に附随した〓-加群の特性多様体, 解複体の局所的性質等を調べるため, 特異点集合の構造を明らかにする必要が生じた. これに関してはP.Baumにより最も簡単な部分の構造が分っているのみであったが, 彼のいわゆる"Tangentiol Lewena"を拡張することにより, ほぼ完全にその構造が分り, 上記問題および, Baum-Bottの留数の研究等の今後の研究への応用が期待される.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Tatsuo SUWA: Advanced Studies in Pure Mathenatics.(Complex Analytic Singulacities). 8. 599-631 (1986)

  • [文献書誌] Tatsuo SUWA: Proc. Awer. Math. Soc.

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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