研究分担者 |
上野 健爾 京都大学, 理学部, 教授 (40011655)
永田 雅宜 京都大学, 理学部, 教授 (00025230)
上田 勝 京都大学, 理学部, 助手 (80193811)
石井 秀則 京都大学, 理学部, 助手 (60159671)
土方 弘明 京都大学, 理学部, 教授 (00025298)
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研究概要 |
吉田は, 表現の指標と導手の間の数論的関係を見出し, これによって, GL(n)の保型L函数についての明示公式が, 簡単な形に, GL(n)上の超函数によって書けることを証明した. テータ級数から得られる, ジーゲル・モジュラー形式の1次独立性についても新しい結果を得た. 土方は, ある4変数の2次形式の種の中の類の代表を求めるアルゴリズムを得た. 石井は, 到る所良い環元をもつアーベル多様体の非存在について, 従来の彼の結果を拡張した. 上田は重さ半整数の保型形式について研究した. この他, アイゼンスタイン級数, インタートゥワイニング作用素, L函数の零点などについて研究を行ったが, これらは来年度以降に継続する予定である.
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