• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1987 年度 実績報告書

関数解析学の諸問題に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62540120
研究機関香川大学

研究代表者

安西 一夫  香川大学, 教育学部, 助教授 (10095565)

研究分担者 内藤 浩忠  香川大学, 教育学部, 助教授 (00180224)
藤田 和憲  香川大学, 教育学部, 助教授 (70033933)
深石 博夫  香川大学, 教育学部, 助教授 (30036024)
岡田 順直  香川大学, 教育学部, 助教授 (70036028)
妻鳥 敏彦  香川大学, 教育学部, 教授 (10035892)
キーワードgeneralized Tauberian theorem / idea9 / fwnction algebra / Wiener formula
研究概要

Sを局所コンパクトハウスドルフ空間とし, GをSに作用する局所コンパクトアーベル群とする. このとき, L^1(G)の関数とL^∞(S)の関数のたたみこみを考える.
この概念は, 1967年に, F.Forelliによって, Gが実数空間Rのときに定義された. 彼は, これを用いてS上の解析的測度が, 準不変測度であることを示した.
ここでは, L^∞(S)の関数をψとしたとき,
J(ψ)={f【reverse surface chemistry arrow】(G):ψ*f=0}
がL^1(G)の閉イデアルであることを示し, また, L^1(G)の閉イデアルの性質を調べることにより, ψの特徴づけをした.
さらに, その結果を用いて, Sが局所コンパクトアーベル群のとき, 一般タウバー型定理が成り立つことを示した.
1980年に, 小泉澄之教授, 松岡勝男氏と共に, SとGが同じ空間のときの一般タウバー型定理を証明し, それを用いて, R^2上のWiener formulaを示した.
また, 1983年に, K.Lauは, R上のマルチンキビッチ空間の閉部分空間におけるタウバー型定理を証明した.
なお, L^1(G)のイデアルに関する結果については, 藤田, 内藤両氏より有益な示唆を得た.
今後の計画として
1.Gの作用によって生成される局所コンパクトハウスドルフ空間S上の解析関数よりなる環のイデアルについて調べる.
2.上記で得た一般タウバー型定理の応用について調べる.

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Kazuo Anzai: 発表予定.

  • [文献書誌] Hiroo Fukaishi: The Faulty of Education Kagawa University. Vol. 38. 1-7 (1988)

  • [文献書誌] Hirotada Naito: The Faculty Education Kagawa University. Vol. 37. 43-45 (1987)

URL: 

公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi