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1987 年度 実績報告書

大陸規模の地表面状態の季節変化の解析

研究課題

研究課題/領域番号 62540301
研究機関東京大学

研究代表者

増田 耕一  東京大学, 理学部, 助手 (30181647)

研究分担者 加藤 内蔵進  名古屋大学, 水圏科学研究所, 助手 (90191981)
キーワード地表面状態 / 季節変化 / 積雪 / 植生 / 地面温度 / 顕熱フラックス / 衛星データ
研究概要

本研究は, 地表面状態の季節変化を, 積雪, 植生, 地面温度に重点をおいて調べるものである. 2年計画の第1年であるため, 本年度はデータ取得が主な活動であった. 具体的には, 中国北部のNOAA衛星画像の受信・保存, 「中国地面気象記録月報」に印刷されたデータの計算機入力は, NOAA衛星画像を処理して作られている全球の植生指標データ・積雪分布データの購入, ラジオゾンデなどによる気象観測データの購入である. これらの新しいデータについては, まだごく一部を表示してみただけであり, 解析は次年度の課題である.
Kato(1987)は, 中国北部の5月, 6月の地面温度と地表付近の気温との差が大きく(約4K), 大気が地面からの顕熱で加熱されているにちがいないことを示した. しかし, そこで使われたのは月平均値のデータであり, 地面の昇温がどのくらい急激に起こるか, 顕熱フラックスは時間的にどのくらい変動するか, などの疑問に答えるためには毎日のデータを使った解析が必要である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kato, K.: Journal of the Meteorological Society of Japan. 65. 737-750 (1987)

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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