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1987 年度 実績報告書

暴風災害におよぼす局所地形の影響に関する研究-境界層風洞による模型実験-

研究課題

研究課題/領域番号 62550418
研究機関千葉工業大学

研究代表者

羽倉 弘人  千葉工業大学, 工学部, 教授 (70083889)

研究分担者 小泉 俊雄  千葉工業大学, 工学部, 講師 (10083883)
キーワード暴風災害予測 / 局所地形 / 地形模型実験 / 境界層風洞 / 地形と風害 / 風力地域区分図 / 風力算定基準
研究概要

我々はこれまで, 実際の台風時の建物の被害データ, 気象データを用いて地形解析を行い, 風力地域区分図を作成した. 本研究はこれをさらに発展させるために, 境界層風洞による模型実験により, 現地のデータの解析では得にくい風力算定基準の作成, および広域的地形から微地形までの相互効果の解析等を研究するものである. 研究成果は次の通りである.
1.モデル地形による風力算定基準の作成
(1)地形図から等高線の情報を読みとり, それをもとに実地形をいくつかの単純地形モデルに分類する作業を進めている.
(2)地形の形状を曲線で近似する場合, ウイッチ曲線が有効であることを見い出し, この曲線で近似された単純地形モデルについて, 境界層風洞を用いて, 風向, 風速の変化を計測している.
2.実地形模型の作成と実験
(1)八丈島の地形模型を平面縮尺1:25,000と1:18,000とし, 平面縮尺と高さの縮尺の比を1:1, 1:2に変化させて作成し, 風洞実験を行い, 測定値の変化を調べている.
(2)千葉県富津市明鐘岬について, 縮尺1:2,500の地形模型を作成し, 風洞実験を行い, これと合わせて現地観測も実施している.
今後の研究としては:1.八丈島, 千葉県について風洞実験を行い, 単純地形モデルより作成した風力算定基準を確かめると共に広域的地形から微地形までの相互効果の解析を行う.
2.明鐘岬の現地観測結果を用いて, 地形模型実験結果との関係を検討する.
3.これまでに作成した八丈島, 千葉県の風力地域区分図を修正する.

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 羽倉弘人, 小泉俊雄, 若月学: 日本建築学会論文報告集. 278. 103-111 (1979)

  • [文献書誌] 羽倉弘人, 小泉俊雄, 若月学: 日本建築学会論文報告集. 281. 31-39 (1979)

  • [文献書誌] 羽倉弘人, 小泉俊雄: 日本建築学会論文報告集. 294. 97-109 (1980)

  • [文献書誌] 羽倉弘人, 小泉俊雄: 日本建築学会論文報告集. 332. 1-10 (1983)

  • [文献書誌] 羽倉弘人, 小泉俊雄: 日本建築学会構造系論文報告集. 363. 31-41 (1986)

  • [文献書誌] 小泉俊雄, 羽倉弘人: 日本風工学会誌. 27. 41-63 (1986)

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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