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1988 年度 実績報告書

超音波断層像からの横隔膜三次元像再構成による横隔膜機能評価

研究課題

研究課題/領域番号 62570353
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

吉野 克樹  東京女子医科大学, 内科, 助手 (50120085)

研究分担者 金野 公郎  東京女子医科大学, 内科, 教授 (40006771)
滝沢 敬夫  東京女子医科大学, 内科, 教授 (70075159)
キーワード横隔膜三次元像 / 超音波断層像 / CT画像 / ピストン様運動
研究概要

1.横隔膜のdynamic stateにおける超音波断層所見とchest wall configurationの有機的関係について検討を行った。一回換気を量を0.5lずつ段階的に増加させた時、横隔膜の動きをarea of appositionの動きとして記録し、同時にpneumomagnetmeterを用いて肋骨部の前後の動き、左右の動き、上下の動きと、腹部の前後の動きの4点の動きをモニターした。この結果一回換気量が1.5lの範囲内では、これらすべての点がほぼ直線的に変化し肺気量変化に対する横隔膜及び他のchest wall configurationの関与度は一定の比率を有することが示唆された。
2.横隔膜の三次元立体画像再構成のためのシステム作成を行った。得られた超音波断層の二次元平面をコンピューター内で画像処理を行い、それらを再構成して三次元像に作り上げるシステムについて検討した。この目的のため超音波断層像より、より鮮明なCT画像を用いて横隔膜の三次元立体画像の再構成を行った。この結果非常に正確な横隔膜の三次元立体画像を得ることが出来、これに基づいて横隔膜は楕円柱に楕円ドームを蓋った形状を成し、低肺気量内においてはこの形状を保ちつつピストン様に運動することが明らかになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 吉野克樹: 日本胸部疾患学会雑誌. 27. 93 (1989)

  • [文献書誌] 若井安理、他: 日本胸部疾患学会雑誌. 27. 136 (1989)

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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