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1987 年度 実績報告書

2重標識デオキシグルコース法によるKindlingに伴う可塑性変化部位の解析

研究課題

研究課題/領域番号 62570664
研究機関長崎大学

研究代表者

小野 憲爾  長崎大学, 医学部, 助教授 (60112372)

研究分担者 上之郷 眞木雄  長崎大学, 医学部, 助手 (40145256)
馬場 啓至  長崎大学, 医学部, 助手 (20133176)
森 和夫  長崎大学, 医学部, 教授 (50025540)
キーワードデオキシグルコース / キンドリング
研究概要

初年度計画により, パーソナルコンピュータ, 画像入力装置, カラーフレームメモリ, ディスプレイ装置等を購入し, オートラジオグラムの画像入力, 較正及び継時二重標識画像解析プログラムの開発を完了した. これらはすべてモニターで画像を見ながら対話的操作により実行されるもので次のようなプログラムよりなる.
(1)CCDカメラにより入力した画像データにオフセット補正(黒), シェーディング補正を行ない, フィルムベースの透過度を基準(白)として較正する.
(2)一次標識画像(^<14>C画像)と二次標識画像(α^<14>C+^3H画像)に記録された既知濃度^<14>C部分の透過度が等しくなるような較正値αを求める.
(3)画像間演算を実施するため各画像の重心が等しくなるように平行移動し, さらに長軸の傾きが0度となるように回転して2枚の画像を重ね合わせる.
(4)(α^<14>C+^3H画像)-α(^<14>C画像)により真の二次標識画像(^3H画像)を得る. さらにそれらの比画像(^3H画像/^<14>C画像)を計算し, 一次標識と二次標識の間すなわちキンドリングによる特異的変化部位を検索する.
一方, 基礎実験により^3H感受性フィルムで二次標識オートラジオグラムを得る段階で^<14>Cによりフィルムが飽和する可能性が高く, 相対的に少量の^<14>C-DGと多量の^3H-DGを投与し比較的短時間の露出期間で二次標識オートラジオグラムを得ることが必要であることが判明した.

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Ono, K.: Brain Research. 405. 183-186 (1987)

  • [文献書誌] Ono, K.: Brain Research. 435. 84-90 (1987)

  • [文献書誌] Ono, K.: Epilepsia. 28. 619 (1987)

  • [文献書誌] 小野憲爾: 難治てんかんの予防と対策に関する研究(#86-13)昭和61年度報告書. 59-64 (1987)

  • [文献書誌] 小野憲爾: 難治てんかんの予防と対策に関する研究(#86-13)昭和62年度報告書. (1988)

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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