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1987 年度 実績報告書

CCDカメラを用いたビデオ画像解析による動的眼球反対回旋の研究

研究課題

研究課題/領域番号 62570799
研究機関岡山大学

研究代表者

大月 洋  岡山大学, 医学部, 助教授 (70093672)

研究分担者 白神 史雄  岡山大学, 医学部附属病院, 助手 (50187530)
大島 浩一  岡山大学, 医学部附属病院, 助手 (40176871)
キーワードCCDカメラ / ビデオ画像解析 / 頭部傾斜 / 動的反対回旋 / 眼球運動計測
研究概要

頭部傾斜の駆動にサーボモーターを, 回転角度の検出にはロータリーエンコーダーを用いコンビューター制御によって任意の頭部傾斜を行わせることができる電動式頭部傾斜装置を制作した. この装置の特徴は0.16, 0.33, 0.66Hzの周期で±20°の傾斜範囲を回転角度1°の精度で正弦波様の運動をさせることが可能で, 将来的には従来の方法では得ることのできなかった矩形波様の頭部運動の制御も可能である. 頭部傾斜時に生じる代償性の回旋性の眼球運動計測には, 眼球との間にズレをおこすことなく吸着ができるソフトコンタクトレンズを装用させ, 3時と9時の輪部にマークを入れ, これを目印としてCCDカメラ(30フレーム/秒)で撮影し, 回旋運動を画像解析する. 眼球運動計測の画像処理については, 毎秒1000フレームという衝動性眼球運動計測にも十分なサンプリング速度をもつ高速ビデオシステムを用いて水平20°の衝動性眼球運動の計測を報告した. この画像解析にはVTRに録画された角膜反射像を汎用画像処理で追跡することによって眼球運動解析が可能であった. したがって, 衝動性眼球運動に比べて速度の遅い回旋運動の計測には問題があまりないと考えられる.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 長谷部聡: 眼科臨床医報, 発表予定. 82. (1988)

  • [文献書誌] 岡山英樹: 眼科臨床医報. 82. 314-316 (1988)

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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