| 研究課題/領域番号 |
62570803
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| 研究機関 | 順天堂大学 |
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研究代表者 |
田中 稔 順天堂大学, 眼科, 助教授 (00053314)
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| 研究分担者 |
中安 清夫 順天堂大学, 眼科, 助手 (10124976)
稲垣 有司 順天堂大学, 眼科, 講師 (60129773)
宮田 暉夫 高分子材料研究所, 所長
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| キーワード | コラ-ゲンゲル / 眼内レンズ移植 / 硝子体手術 / サクシニ-ル化 |
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| 研究概要 |
現在まで32%サクシニ-ル化コラ-ゲンゲルを作成し、生体内で安全で安定した物質である事が確認された。これを眼内レンズ挿入時のTemporary useとして、現在用いられているViscoelastic materialと比較し、ほぼ同様の有用性がある事が認められた。硝子体手術時の使用については、本物質が仔牛の皮膚からの物質である事から、ごく少数に抗原性を示す異物反応が認められた。
今年度は抗原性を低下させるために、ペプシンによるAtero collagenとしての物性の変化を試みた。又、サクシニ-ル化率を72%として、特異な物性を有するアテロコラ-ゲンを作成した。即ち本物質は、環境温度の変化に伴い変性し、簡単に水溶性となり、手術直後のremovalの必要もなく、使い方によっては非常に有用であると思われる。今後本物質について、眼内レンズ挿入、及び硝子体手術時のTemporary useとしての可能性を検討して行く予定である。
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