研究課題/領域番号 |
62570852
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
奥田 礼一 東北大学, 歯学部, 教授 (80005024)
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研究分担者 |
佐藤 秀樹 東北大学, 歯学部, 助手 (60154085)
遠藤 達雄 東北大学, 歯学部附属病院, 講師 (20168826)
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キーワード | 真空アーク融解鋳造機 / 純チタン鋳造体 / 機械的性質 |
研究概要 |
酵素含有量の異なる4種類の純チタンインゴットおよびコバルトを微量添加(1%及び3%)したチタン合金を使用し、2種類の試作鋳造機にて得られた鋳造体の機械的性質を引張試験、硬さ測定および金属組織観察から考察したところ次のことが示唆された。 1.酵素含有量の異なるチタンインゴットを使用することにより、酵素含有量が少ないほど軟質で伸びのある鋳造体が、酵素含有量が多いほど硬質で強度の高い鋳造体が得られる。 2.本システムでの鋳型材と鋳造体との反応は表層より100〜150um程度である。 3.コバルトを微量添加したチタンインゴットを用いることによってチタン鋳造体の強度を強化することが可能である。 4.2種類の試作鋳造機によって得られた鋳造体には差異が認められ、これはアーク照射時間の違いにより、溶湯の温度に差が生じたためと考えられる。
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