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1987 年度 実績報告書

矯正的歯牙移動時におけるハイドロキシアパタイト埋入歯槽骨の変化に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 62570858
研究機関九州大学

研究代表者

古川 猛士  九州大学, 歯学部附属病院, 助手 (30128087)

研究分担者 原 宜興  九州大学, 歯学部附属病院, 講師 (60159100)
キーワードハイドロキシアパタイト / 歯周組織 / 歯槽骨 / 矯正的歯牙移動
研究概要

昭和62年度交付補助金にて, 当初の予定通り電顕ポリマライザーNEM-230(サクラ精機(株)社製)を購入した. 現在までに, 実験計画に従い, 実験動物(イヌ)の歯牙を抜去して, 矯正的歯牙移動のためのスペース確保を行ない, 抜歯〓の骨修復が終了したものから順にハイドロキシアパタイトを埋入しているところである. 更に埋入後3ケ月を経過した例については, 以下に示すような歯牙矯正移動を開始している. 即ち, 歯槽骨内で静的状態にあるハイドロキシアパタイトに外部刺激を加えるために, 大臼歯群を固定源として, 各P_3に矯正装置を装着し, 遠心側に約3mm移動させる. すなわち, 遠心側を圧迫側, 近心側を牽引側として歯槽骨に骨吸収および骨添加をおこさせるものである.
次年度における計画としては, 歯牙の矯正的移動を全例において行なうことと, 所定の移動が完了した後, 保定処置を行なって再度静的状態に戻したものと, 保定処置を行なわない動的状態が完了したものとを比較する目的で, そのような時点における屠殺を行なって標本採取し, 検索を行なう予定である.

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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