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1987 年度 実績報告書

実験的高血圧症に伴う心肥大の液性因子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 62571047
研究機関島根医科大学

研究代表者

本田 正明  島根医科大学, 医学部, 助手 (90127530)

研究分担者 松野 好男  島根医科大学, 医学部, 助手 (90144708)
田辺 一明  島根医科大学, 医学部, 医員
盛岡 茂文  島根医科大学, 医学部, 助教授 (00157877)
森山 勝利  島根医科大学, 医学部, 教授 (10034919)
キーワードHUMORAL FACTOR / CARDIAC HYPERTROPHY / CULTURED HEART CELLS / EXPERIMENTAL PERINEPHRITIC HYPERTENSION / MONOCLONAL ANTIBODY AGAINST RAT MYOCYTE
研究概要

実験的高血圧症に伴う肥大心における心肥大誘発液性因子の解析:
これまで申請者らは, Page法で作成した実験的高血圧症に伴う肥大心・心筋抽出液(8,000<MW<30,000の分画)中には10日目WKY培養心筋細胞の^3H+uridineの取り込みを増大させる活性のあることを明らかにしてきた. そこでこの因子を詳細に解析するため心筋抽出液をCellulofineカラム(GC-200, 2.5×45cm)を用い, 0.15M PBS(PH7.2)でゲル濾過後, フラクションを分取し, 日立6000シリーズ高速液体クロマトグラムで解析した(カラム;GL-W530, 溶媒液;0.1M NaCl, 流速;0.5ml/min, 検出;UV254mm)その結果, 7〜8個のピークが認められた. 更にそれぞれのピークをGilson203フラクションコレクターを用いて分離後, 再び培養心筋細胞アッセイ系を用いて検討した. その結果, MW11,200の因子が培養心筋細胞の^3H-uridine, ^<14>C-leucineの取り込みを容量依存性に増大させた. またこの因子は56°C, 30分間の熱処理にてもその活性は保持されることも判明した. 引き続きこの因子の生物・化学的特性を解析中である.
心筋細胞膜抗原を認識するモノクローナル抗体の作成:
ラット心筋細胞膜成分(約100mg/ml, 0.1ml)及び単離心筋細胞(10^7)を2〜3週間感覚で4回BALB/Cマウス(♀)の腹腔内に免疫役, 脾臓を取り出し, 50%PEGを用いP3/NS1/1-Ag4-1ミエローマ細胞と細胞融合させた. 融合後HAT培地で現在融合細胞を選別中である. 融合率は90%である. 今後融合細胞の培養上清を採取し, ラット心筋細胞膜に対する抗体の有無をFluorescence-activated cell sorter(FACS)にて解析を進める.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Masaaki Honda;Shigefumi Morioka;Katsutoshi Moriyama et al.: Hypertension.

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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