研究概要 |
1.ラットコロナウイルス(RCV), ラツト唾液腺炎ウイルス(SDAV)のウイスターラットでの感染実験では, 週令の異なるラットを用いたが明確な病変が形成されず, 他の系統で継続して実験中である. 2.RCV, SDAV計6株について物理生化学的性状を比較検討した. 3.RCV, SDAV計6株について, LBC細胞でのプラック定量法を確立し, プラック純化ウイルスを用い, ウイルスの増殖様式を明らかにした. 4.RCV, SDAV681株が血球凝集能を有することを見出した. 本性状による簡便な抗原, 抗体検査法の確立を検討中である.
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