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1988 年度 実績報告書

クリスタライングラフィックスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 62580039
研究機関信州大学

研究代表者

桜井 敏雄  信州大学, 教育学部, 教授 (60087608)

研究分担者 村松 久和  信州大学, 教育学部, 助手 (40157798)
キーワード結晶構造 / コンピュータグラフィックス
研究概要

結晶学は自然の構造の学として、自然科学の中に独自の位置を占めている。しかしそこには様々の固有の概念があって初学者には取りつきにくく、一般の教育面でとかく敬遠される傾向がある。結晶学を判り易くするものは適切な画である。Internatioanl Tables of Crystallographyの空間群の表示、プロッターを利用した分子の立体表示などが結晶学の研究と普及に与えた影響は、はかり知れないものがある。本研究では前年度に引き続きコンピュータグラフィックスを用いて研究、教育の現場で容易に使うことのできるソフトウェアーシステムを開発し、またこれを利用した結晶学教育の試行を行いつつある。
(1)結晶外形作図プログラム(CGR88)の普及。
プログラム内容を論文に発表すると共に、日本結晶学会誌に紹介し全国の30以上の大学・研究所で活用されつつある。
(2)結晶学の基本概念のデモンステレーション用プログラムの整備
@LAUE 1次元ラウエ関数の計算と図示
@FOUR1 1次元フーリエ合成の計算と図示
@ASF 原子構造因子の図示
@LATT ブラベ格子の作図
(3)結晶および分子構造関係プログラムの作成
@SCPLT 結晶構造の作画
@SMPLT 分子構造の作画
@SF 結晶構造因子の作画
@PLRL 逆格子の作図
@SERG 結晶格子および表面エネルギーの計算

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 桜井敏雄: 信州大学教育学部紀要. 63号. 109-118 (1988)

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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