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1987 年度 実績報告書

重度身体障害者の社会復帰のためのプログラム教育・就労システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 62580251
研究機関埼玉工業大学

研究代表者

小林 〓央  埼玉工業大学, 工学部, 教授 (40112651)

研究分担者 仲村 洋之  埼玉工業大学, 工学部, 講師 (50189057)
キーワード教育用ソフトウェア / 在宅学習 / 構造化言語教育 / Pascal言語
研究概要

当初計画との変更点を次に箇条書に列挙する.
(1)最近の情報工学の成果を踏まえ, 構造化言語教育のためPascal言語を在宅学習用教育ソフトウェアとした.
(2)開発用言語として不適当になったBASIC, 80系アセンブラ言語の自習用プログラム開発をやめ, 高級言語による開発に一本化した.
(3)重度身体障害者でも容易に操作可能な端末システムのユーザ・インタフェース開発は障害の多用性を考慮し, 既存の安価な入力機器を修正することとした.
1.設備購入状況:(1)在宅での作業スペースを考慮し, 開発マシンはラップトップ型パソコンとし, 速度, 記憶容量, 補助記憶, 視認性の点から, 東芝製J-3100を2台購入した.
(2)米国における開発ツールの充実状況から5インチフロッピードライブ装置を媒体変換用に1台購入した.
(3)最近の安価なパソコン・ネットワークを高速に利用するため, 非同期通信用モデムを2台購入した.
(4)ワードプロセッサ入力業務委託の可能性も考慮し, 漢字プリンタを1台購入した.
2.進展状況:(1)Pascal言語の在宅学習用教育プログラムの初期バージョンを完成した.
(2)簡易入力装置として商用化されているジョイスティック, マウス, タブレットなどの重度身体障害者用入力機器への応用性, 経済的実現性を調査した.
(3)ソフトウェア産業界でのソフトウェア・エンジニアの生産性, バックログの滞積状況を調査した.
(4)教育プログラムのモジュール試験を行った.
(5)プロトタイプ・モデルにより重度身体障害者へのシステム適合性を実試験した.
(6)ソフトウェ生産の作業内容を実地調査し, 教育システム全体の調整を行った.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 小林俟史: 医用電子と生体工学. 25. 485 (1987)

  • [文献書誌] 仲村洋之: 医用電子と生体工学. 25. 552 (1987)

  • [文献書誌] H. NAKAMURA: Proceedings of 3rd ISBMRE '87. 398-401 (1987)

  • [文献書誌] 小林俟史: "TURBO-Pascalエキスパート・マニュアル" 蓮見清一JICC出版局, 215 (1987)

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公開日: 1989-03-20   更新日: 2016-04-21  

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