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1987 年度 実績報告書

廃棄物埋立跡地利用計画のための安定化指標の確立と管理手法の体系化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 62602540
研究機関福岡大学

研究代表者

花嶋 正孝  福岡大学, 工学部, 教授 (70078624)

研究分担者 立藤 綾子  福岡大学, 工学部, 助手 (10131830)
柳瀬 龍二  福岡大学, 工学部, 助手 (20131849)
松藤 康司  福岡大学, 工学部, 助教授 (40078663)
キーワード埋立地 / 廃棄物 / 浸出液 / 安定化指標 / 管理手法 / 埋立跡地 / 変異原性 / 物理特性
研究概要

本研究は, 埋立跡地を有効に利用するために, (1)埋立跡地の安定化を評価する物理・化学・生物的な指標を確立する. (2)(1)に基づいて, 埋立跡地の管理手法の体系化を計る, その目的として, 廃棄物専用大型試験機を用いて埋立廃棄物の物理特性を明らかにすると同時に, 埋立地浸出液の環境変異原生についても検討を行った. その結果, 得られた知見を以下に示す.
1.廃棄物専用大型試験機(内径30cmのモールド使用)を用いる事により, 埋立廃棄物の物理特性を把握でき, 埋立跡地への物理定数の適用が可能である.
2.1の実験結果から, 現存の埋立地の地盤強度定数C, φが各々0.25°Cであると求められた.
3.埋立廃棄物中のプラスチック混入率が15%を越えると埋立地盤強度は低下し, 跡地利用は難しいと予想された.
4.変異原活性は, 埋立地浸出液の生物影響を内包した総合的な水質指標として有効である.
5.埋立地浸出液中に変異原物質が存在する場合があり, その変異原物質はプラスチックなどに含まれる可塑剤の一種である事がGC-MS分析結果により示唆された.
6.変異原性を有する試料では共通して, TLC(薄層クロマトグラフィー)上に特異的なスポットが検出され, 浸出液における変異原性の簡易試験法としてTLC法が適用できる可能性がある.
以上の結果より, 廃棄物の埋立地は合成化学物質を含んだ人工地盤である事が明らかとなった. 更に, 従来の物理化学指標に変異原生等の生物学的指標を加える事により, 「都市生態系における埋立地の位置付け」を明らかにし, 環境保全上安全な跡地利用計画を策定することができるものと思われる.

  • 研究成果

    (9件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (9件)

  • [文献書誌] 松藤 康司: 月刊廃棄物. 14. 124-129 (1988)

  • [文献書誌] 平田 登基男: 鹿児島工業高等専門学校研究報告. 22. 53-61 (1988)

  • [文献書誌] 花嶋正孝: 都市清掃. 41. (1988)

  • [文献書誌] 平田 登基男: 土と基礎.

  • [文献書誌] 染谷 孝: 日本農芸化学会大会講演要旨集. 289 (1987)

  • [文献書誌] 鯉川寿美子: 第9回都市清掃研究発表会講演論文集. 193-195 (1988)

  • [文献書誌] 平田 登基男: 第9回都市清掃研究発表会講演論文集. 184-186 (1988)

  • [文献書誌] 柳瀬 龍二: 第9回都市清掃研究発表会講演論文集. 187-189 (1988)

  • [文献書誌] 立藤 綾子: 土木学会第42回年次学術講演概要集. 980-981 (1987)

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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