研究分担者 |
古崎 新太郎 東京大学, 工学部, 教授 (40011209)
藤井 哲 九州大学, 機能研, 教授 (20038574)
越島 哲夫 京都大学, 木材研究所, 教授 (00109068)
岡田 弘輔 大阪大学, 工学部, 教授 (20028947)
富永 博夫 東京大学, 工学部, 教授 (00010760)
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研究概要 |
「石炭交換用高活性・高選択性触媒の開発」, 「石炭の新しいガス化プロセスの開発」, 「生物燃料直接醗酵菌の育種」, 「リグニンの低分子化によるバイオマスの変換前処理」, 「太陽熱エネルギーの資源化に関する研究」「海水ウラン採取に関する研究」の計6つの石油代替エネルギー資源の利用法を確立するための研究を有機的かつ積極的に推進するため, 連絡班会議をはじめとする会合を行い, 運営の円滑化を図った. また, 今年度の各班の研究成果を総括する意味で, 昭和62年度合同研究成果発表会を昭和63年1月28, 29日の両日京大会館で開催した. 参加者は114名で盛況であった. この発表会ではまず, 各班代表者による各班の研究概要の講演を行い, それぞれ他班の研究状況が的確に把握され相互理解を深めることに成功した. 次に, 各研究発表を2セッション方式で実施し, 質疑応答を十分行える形をとった. 各研究とも活発な議論がなされたのをはじめ, 企業関係者より実際にプロセスに携わる立場からの有意義なコメントも数多くいただき充実した内容の発表会であった. さらに, 本領域は工学部各学科, 農学部等研究者が多岐にわたっており, 個人レベルで種々の分野の人と議論を交せ今後の研究活動に有意義なものであった. 最後に本年度のまとめとして昭和62年度研究成果報告書を作成し, 各研究者, 関係各位に広く配布した. 報告書は研究一件あたり4〜10ページ, 総ページ数400頁の詳細かつ充実した内容のもので, 着実に成果を得ていると評価できるものであった.
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