研究分担者 |
志田 忠正 京都大学, 理学部, 教授 (60025484)
伊藤 光男 東北大学, 理学部, 教授 (20013469)
小尾 欣一 東京工業大学, 理学部, 教授 (10016090)
蟻川 達男 東京農工大学, 工学部, 教授 (90011543)
広田 栄治 分子科学研究所, 分子構造研究系, 教授 (30011464)
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研究概要 |
重点領域研究「励起分子ダイナミックス」の第一年次にあたり, 下記のとおり研究連絡会および報告会をそれぞれ1回開催し, 各班員の研究計画および研究内容の批判的検討および研究交流を行なった. また総括班会議において, 昭和62年度の計画研究実行案の検討と確認, 研究の連絡および調整, 昭和63年度計画の立案, 昭和62年度計画研究の集約と評価を行なった. 1.第1回研究連絡会 計画研究および公募研究の参加者のほぼ全員が集合し, 代表者から本重点領域研究の目的および研究遂行計画の概要について説明したのち, 各計画研究班の研究計画の詳細について発表と討論を行なった(別紙資料). そのあと総括班会議でさらに討議した. 2.第2回研究発表会 参加者のほぼ全員が本年度の研究成果を発表し, 討論および情報交換を行なった. その概要は別紙資料(研究経過報告書)のとおりである. さらにその機会に総括班会議を開き討議した(別紙資料). 上記のほかに, 総括班の代表者と班員の一部が数回にわたって合議し, 本重点領域研究の進め方につき討議を重ねた. 以上の研究会のプログラム, 総括班会議の議事要旨, 研究経過報告書, ニューズレーター, および班員の研究報告書と研究論文リストを参考資料として提供する. 本年度の本重点領域研究は, 計画研究および公募研究のいずれについても支障なく順調に進捗し, 多くの成果をあげつつあると判断している. 特に, 5つの計画研究課題間で相互の研究交流が当初の目標どおりに活発に行なわれ, 種々の実験方法と技術, 実験と論理との密接な連絡により研究の新しい展開が多くの局面で見られたことは大きな収穫であった. 本研究をさらに推進する上で大きな支障となるような問題点は特に見当たらないので, 今後も総括班を中心として班員全員の努力を結集し, 成果をあげてゆく所存である.
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