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1988 年度 実績報告書

下痢原性細菌迅速同定のための合成オリゴヌクレオチドプローブの開発

研究課題

研究課題/領域番号 62870019
研究機関京都大学

研究代表者

西渕 光昭  京都大学, 医学部, 助教授 (50189304)

研究分担者 村上 章  島津製作所, 技術研究本部中央研究所, 研究員
竹田 美文  京都大学, 医学部, 教授 (30029772)
キーワードプローブ / 毒素原性大腸菌 / 耐熱性エンテロトキシン / ハイブリダイゼーション
研究概要

病原細菌の迅速同定を目的として、細菌の産生する病原因子に着目し、それらの遺伝子の有無を検出するハイブリダイゼーション法が導入されつつある。しかし、その操作上の問題があり一般臨床検査にまで浸透していない。本研究ではこの問題点を解決し、実用可能なプローブ法の開発を目指して、毒素原性大腸菌の耐熱性エンテロトキシンを対象とし、非アイソトープ標識合成オリゴヌクレオチドプローブの開発を行ない、以下の成果を得た。
1.毒素原性大腸菌の耐熱性エンテロトキシン遺伝子の塩基配列を各種合成オリゴヌクレオチドプローブで検索することにより、エンテロトキシンの毒素活性と関連する塩基配列を検出した。この部分に対する合成オリゴヌクレオチドプローブは生物活性のある耐熱性エンテロトキシン産生株を検出できた。
2.合成オリゴヌクレオチドプローブを、クロスリンカーとスペーサーを介してアルカリフォスファターゼ酵素で標識できた。この標識を施したプローブは数十アトモルの標的DNAを検出できた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Nishibuchi,Mitsuaki;et al.: J.Clin.Microbiol.

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公開日: 1990-12-19   更新日: 2016-04-21  

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