研究課題
国際学術研究
則和63年度にパプアニュ-ギニアで行なった現地調査のとりまとめを行なった。各班員がそれぞれの資料をまとめるとともに、民博内にパプアニュ-ギニアの文化に関する共同研究班を吉田が組織し、本研究のメンバ-を班員として参加させ、本年度中に3回の研究会を民博で開いた。その中で、次のような発表を行ない、ディスカッションを行なった。斎藤尚文「ヤビオとキレンゲの家族」川崎一平「バヒネモ知識論」豊田由貴夫「動物信仰:マリの婚姻規制との関連で」山田陽一「夢からの声:ワヘイの音知識」吉田集而「霊の存在:イワムの呪術」紙村徹「アルフンディ族の社会組識、予備報告」熊谷圭知「PNG高地周縁部における人の移動」これらの発表されたものを中心として順次公表されてきた。そして、民博が発行する欧文雑誌Senri Ethnololgical Studiesで、パプアニュ-ギニア高地周縁部の文化についての特集論文集を1991年に刊行すべく、準備に入っている。
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