研究課題/領域番号 |
63105001
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
金岡 祐一 北海道大学, 薬学部, 教授 (50001029)
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研究分担者 |
永井 克孝 東京大学, 医学部, 教授 (80072974)
向山 光昭 東京理科大学, 理学部, 教授 (60016003)
後藤 俊夫 名古屋大学, 農学部, 教授 (20023369)
中嶋 暉躬 東京大学, 薬学部, 教授 (50012597)
芝 哲夫 蛋白質研究奨励会, ペプチド研究所, 所長 (30028089)
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キーワード | 生体機能物質の合成 / 神経伝達物質の化学 / 受容体の化学 / 外因性機能調節物質の合成 / 生物活性物質の化学変換 / 公開シンポジウム |
研究概要 |
研究目的:生命現象の理解・解明は自然化学の最重要目標と言ってよい。一方、 「合成」 は化学の代表的活動の一つである。本研究は、生体機能を解明するための化学合成の研究を推進することを目的とし、そのために有機合成化学者を中心に医学、生化学等の分野から協力を得る学際的体制を作った。研究計画・方法:重要な5課題に対して 〈(1)生体機能物質の合成、(2)神経伝達物質の化学、(3)受容体の化学、(4)外因性機能調節物質の合成(5)生物活性物質の化学変換、の〉 5班の計画研究を設定し、最終年度であるため公募は行わず、前年度の公募班員大部分を組込んで、総括班がこれら全体の研究を有機的に推進した。 成果:計画研究48名と、総括班評価員を含めて53名野研究者が参加した。個々の研究成果はそれぞれの実績報告書によって報告される。 総括班は 1)2回の総括班会議(7月、12月)を主催し、かつ各班会議開催の便を計った。 2)第4回公開シンポジウム(7月、札幌)を開催した。班員10名および客員1名が講演し、一般参加80人余を集めて盛会であった。学際的環境強化のため医系班員によるパネル講演会と総合討論会を開催した。 3)第5会公開シンポジウム(12月、箱根)を開催した。班員9名が講演し、一般参加30人余を集めて同じく盛会であった。 4)4回の総括班広報(化学合成ニュース)により全班員間の連絡をはかった。 5)3月には63年度成果報告史をを印刷した。これを全員に配布、さらに全国の関連研究機関、学会や主な研究者の一部にも配布して化学界の発展に寄与すべくつとめる。来年に3年間の全成果をとりまとめを行う予定である。
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