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1989 年度 実績報告書

美術史におけるデザイン史

研究課題

研究課題/領域番号 63301010
研究機関宝塚造形芸術大学

研究代表者

上平 貢  宝塚造形芸術大学, 造形学部, 教授 (60027761)

研究分担者 吉積 健  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (50038973)
佐野 敬彦  京都市立芸術大学, 美術学部, 教授 (80178805)
宮島 久雄  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (00125220)
池上 忠治  神戸大学, 文学部, 教授 (70030509)
鈴木 健二  九州芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (20000391)
キーワードデザイン史 / 関係構造 / モダン・デザイン / 産業美術
研究概要

本年度は本総合研究総括の年であり、10月までを各分担者の個別研究の充実の期間とし、10月末に最終合同研究会を持った。その研究会では各研究者から、工芸、抽象美術、映像、産業美術、そして建築などの各分担テ-マについての研究の総括の方向が示され、活発な議論がおこなわれた。
上記の研究会以後、更に各分担研究者間で、最終的な研究報告書のあり方についての調整がなされ、それぞれの執筆内容が以下のように決定された。
上平「美術史とデザイン史との間」
鈴木「デザイン史と現代工芸」
池上「額縁の東洋風デザイン」
佐野「フランス・ア-ル・デコにおけるモダン・デザインの要素」
宮島「抽象美術とデザイン史」
吉積「現代美術とカメラ映像」
渡辺「造形的概念としての有機的なもの」
藪「産業美術とデザイン史」
藤田「ハイ・ヴィクトリアンとポスト・モダン」
以上の通りである。
11月から各自、研究報告の執筆にとりかかり、それぞれの論文のタイトルには副題が付けられたりするなど、多少の変更はあるものの、基本的に上掲の内容で、報告論文集は校正の段階にある。
時間的にも空間的にも多元的に錯綜する美術史とデザイン史との関係構造の解明に向けての一歩となれば幸いである。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 宮島久雄: "デザインにおける理論と実践" デザイン理論. 28. 50-65 (1989)

  • [文献書誌] 宮島久雄: "バウハウスからウルムへ" 季刊武蔵野美術. 77. 67-68 (1989)

  • [文献書誌] 藪亨: "バウハウスと映像芸術" 映像学. 第3巻第4号. 48-57 (1989)

  • [文献書誌] 池上忠治: "旧松方コレクションのフランス絵画" 『松方コレクション展』カタログ. 119-123 (1989)

  • [文献書誌] 藤田治彦: "デザインの意味" 神林他編『芸術学ハンドブック』(勁草書房刊). 232-243 (1989)

  • [文献書誌] 藤田治彦: "バ-クリ-のデザイン論-『アルシフロン』を中心に-" 日本建築学会近畿支部計画系研究報告集. 29. 953-956 (1989)

  • [文献書誌] 鈴木健二: "三右衛門展" 読売新聞社, 138 (1989)

  • [文献書誌] 池上忠治: "熱帯幻想-アンリ・ルソ-の風景" 松下電器花博委員会, 36 (1990)

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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