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1990 年度 実績報告書

地方中核都市の社会病理に関する学際的研究ー札幌市の場合ー

研究課題

研究課題/領域番号 63301027
研究機関北星学園大学

研究代表者

白沢 久一  北星学園大学, 文学部, 教授 (20078950)

研究分担者 杉岡 直人  北星学園大学, 文学部, 助教授 (10113573)
細井 洋子  東洋大学, 社会学部, 教授 (80073633)
笹森 秀雄  北海道東海大学, 国際文化学部, 教授 (30000540)
大橋 薫  明治学院大学, 社会学部, 教授 (90062067)
忍 博次  北星学園大学, 文学部, 教授 (30078943)
キーワード社会病理 / 規範意識 / 生活機能障害 / 家族病理 / 個人病理
研究概要

平成2年度の国勢調査の結果、167万人を越えた地方中核都市としての札幌市の社会病理について、3年間の調査研究を継続してきたが、最終年度としてのまとめをおこなった。
以下に調査研究、デ-タ分析作業、検討会の実施、報告書作成作業(研究成果のまとめ)の順に記述する。
1.調査研究
(1)もみじ台団地の児童の社会病理に関するケ-ススタディ
不登校児童が抱える問題や母子世帯の生活問題など学校の病理と合わせて複合的な病理の構造を明らかにした。
(2)ひとりぐらし老人の追跡調査(転居者対象)
5年間のパネルスタディとして取り組み、転出者の行方について転出届を手がかりに追跡調査を行い、病院、施設への移動および同居したケ-スについても面接調査を行なった。
(3)断酒会活動(アルコ-ル中毒)の実態調査
断酒会の関係者の協力により、実態調査をおこなった。
2.デ-タ分析作業
(1)市民の社会病理に関するデ-タ分析
(2)札幌市の社会病理に関する統計デ-タの整理
3.検討会の実施
(1)調査研究結果の報告検討
(2)最終取りまとめのための検討会
報告書及び出版計画に向けて研究全体の構成を検討した。
4.報告書の作成
最終年度(平成2年度)としての各自の研究に関するまとめを論文化し、報告書としてまとめた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 白沢 久一: "社会病理現象へのもう一つの研究視角ー民主的人間形成論の視角からー" 「現代社会福祉の課題ー大橋薫教授退官記念論文集ー」浜野 一郎・小野 哲郎編著 (相川書房). 所収. (1991)

  • [文献書誌] 杉岡 直人: "都市のひとりぐらし老人の生活意識" 北海道社会福祉研究. 13. (1992)

  • [文献書誌] 桜井 義秀: "消費者被害ー霊感商法の現状を中心にー" 北星学園女子短期大学 紀要 27号. 1-39 (1991)

  • [文献書誌] 白沢 久一 編: "現代都市の家族・社会病理とその克服ー膨張都市札幌の実証分析ー" (株)ミネルヴァ書房, 450 (1991)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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