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1989 年度 実績報告書

幕末維新期における学校の組織化に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63301036
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

神邊 靖光  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70082485)

研究分担者 橋本 昭彦  国立教育研究所, 第一研究部, 研究員 (80189480)
井原 政純  國士館大学, 文学部, 助教授 (60213196)
生馬 寛信  佐賀大学, 教育学部, 助教授 (40136586)
高木 靖文  名古屋大学医療短期大学部, 教授 (30097729)
名倉 英三郎  郡山女子大学, 家政学部, 教授 (80086363)
キーワード幕末・維新期の学校 / 学校の組織化 / 近世・近代の学校の組織化 / 学校組織化過程
研究概要

平成元年度第1回(通算第7回)研究会は、6月25・26日の両日、山口市において開かれた。第1日目は、山口県立文書館において毛利家文書のうち、藩政期学事関係史料と明治初期文部省との往来文書の採訪をおこない、第2日目は研究分担者による研究発表が行なわれた。(高木靖文:越佐天領における教育の史的展開-佐渡を手掛かりとして-、竹下喜久男:長州における西洋学引立の契機-遊学の動向と藩の対応-、名倉英三郎:旧岩国藩学制教育概略引用書類について)第2回(通算8回)研究会は、10月6日静岡市において開かれ、本年度の研究方針の確認・研究報告書についての討議等がなされた。第3回(通算9回)研究会は、11月27日東京において開き、研究分担者による研究発表が行なわれた。(生馬寛信:幕末・維新期の佐賀藩学校-明治初年の学制改革を中心として-、蔵原三雪:お雇い外国人と学校-福井藩の場合-)
各回の研究発表は、いずれも豊富な資料に基づいた綿密な研究発表であり、活発な質疑応答がおこなわれた。また、各研究分担者の研究進捗状況、資料収集の報告、情報交換がおこなわれ、意義深い実りある研究会となった。
昭和63年度、平成元年度の研究成果のうち、下記のものを本研究の第1次報告書として、本年度末に刊行する。報告書は、次年度も刊行の予定である。本年度に収録する論文は次の6篇である。
生馬寛信:幕末期佐賀藩教育史研究の基礎資料について-鍋島文庫蔵「直正公御年譜地取」における教育関係記事-、井原政純:明治初期の郷学について-とくに設立基盤・要因を中心に-、神邊靖光:幕末維新期における毛利藩学校の組織化、高木靖文:佐渡の国における近代学制の素地、名倉英三郎:近世における学校調査、橋本昭彦:明治初期オランダ人医学教師による学則の制定-その教育課程と試験の規定を中心に-。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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