研究課題/領域番号 |
63301041
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
川野辺 敏 国立教育研究所, 指導普及部, 部長 (10000001)
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研究分担者 |
遠藤 忠 宇都宮大学, 助教授 (10104118)
関 啓子 一橋大学, 助教授 (20107155)
福田 誠治 都留文化大学, 助教授 (30128631)
小島 弘道 筑波大学, 助教授 (80030584)
三沢 正博 北海道教育大学, 教授 (00002436)
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キーワード | ソ連 / 高等教育 / 教育改革 / ペロストロイカ |
研究概要 |
本研究は昭和63年度および平成元年の2か年計画で実施するものである。したがって、初年度においては主として高等教育改革に関する基礎データを着実に収集し、その内容を分担者が順次報告し、共通理解をはかることに主眼を置いた。研究の進め方としては、都内および近県の研究分担者を中心として毎月1回の小委員会を開催するとともに、昭和63年7月及び平成元年3月に総会を行い、全体の調整をはかった。 このような研究・協議を重ねながら、本年度は中間資料として「ソ連の高等教育改革に関する総合的研究-改革関連資料を中心に-」を作成した。本資料は、1987年3月の「高等教育改革の基本方針」およびその後に公表された5つの決定を中核に据えながら、'85年12月に改訂された「国民教育基本法」およびゴルバチョフの主導するペレストロイカの思想を強く反映した'88年12月のリガチョフ報告「初等・中等学校および高等教育機関の改革動向とその実現に向けての党の課題」をそれぞれ全訳し、高等教育改革の全容をなまの形で提示した内容となっている。 これら高等教育改革に関する基本資料を基礎としながら、来年度においては高等教育改革の意義、改革の具体的展開などを可能な限り明らかにする予定である。
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